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理事長BLOG

上唇小帯(じょうしんしょうたい)部の虫歯について

2023年9月7日
院長の奥井です。
今回は上唇小帯(じょうしんしょうたい)部の虫歯について
説明したいと思います。

上唇小帯とは上の前歯の歯と歯の間のスジの事を指します。
の唇と歯茎をつないでいるので上唇の固定と過度の運動を
抑制する働きがあります。
この上唇小帯ですが小さなお子さんの場合は長さが長く真ん中の
歯と歯の間をまたがって存在していることがあります。
年齢とともに縮んでいきますが、永久歯に生え変わってもそのままでしたが
真ん中の歯が離れてしまい切除が必要な場合も出てきます。
参考までに過去のブログです。


https://okui-dc.jp/2021/12/31/%E5%89%8D%E6%AD%AF%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%8B%E7%94%9F%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AE%E5%87%A6%E7%BD%AE/


今回は上唇小帯による虫歯を説明します。

 
画像の点部分が虫歯です。
これは山のように見える上唇小帯が大きく張り出して
いるため歯が磨きにくいという原因があります。


治療後の画像です。
虫歯を削り白い樹脂を詰めました。
歯磨きは上唇小帯を指で抑えて歯ブラシが当たらないように
します。

特に2歳ごろから6歳ぐらいまでは注意が必要です。

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