こんにちは、保育士の高梨です。
今回はどうして食べ物の好き嫌いができてしまうの
か、また、どうしたら良いのか?を書いていきます。
初めて口にする味は拒否反応が出やすいです。人間
が脳に伝える味は、甘味・うま味・塩味・苦み・酸味
の5つといわれています。
その中で美味しいと感じやすい味は、甘味・うま味
・塩味です。
それに対して苦み・酸味は、経験によって養われて
いきます。
新生児は生まれながらに苦みを拒否する反応を備え
ています。
苦みのある物質には毒性があることが多いため、本
能的に拒否するのです。
この時期は乳児期にあると言われています。
嫌いな食事を食べさせるには、食卓で家族が美味し
そうに食べて見せることです。
《好き嫌いの解決法》
解決法は1つの方法だけではありません。
①子どもが野菜の苗を植えて収穫したものを食べる
おうちでも手軽に育てることができるミニトマトが
おススメです。収穫したものを切って、ピザに乗せ
てみたりすると、自分が育てたという自信にも繋が
りますし、達成感を味わうことができます。
②パパやママが美味しそうに食べているのを見る
誰でも初めての物を食べる時は警戒します。親が子
どもの食べているところを不安そうに見ていると、子
どもも不安そうな表情をします。
③嫌いな食材を細かくして入れる
嫌いな食材を刻んだりミキサーにかけたりして分か
らないようにハンバーグやカレーに入れると知らない
うちに食べてくれます。
★人間の体(特に小さな子ども)は、栄養が足りなけれ
ば別のもので補おうとする力が働くので、あまり神
経質にならなくて大丈夫です
参考文献 東京書籍
『子育てのどうして?』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
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