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理事長BLOG

中学生のお口の中の変化について

2022年6月2日
院長の奥井です。
学校歯科健診の時期が来ました。
私も中学校の学校医ですので、本日中学校の
健診に行ってきました。
健診に行きますと中学生特有のお口の中の変化を感じます。

① 歯みがきが自主性に任せられるようになりCOといって虫歯になりそうな歯
  が増える傾向にある。

② お口を開けるとカクカク音がする。顎関節症の症状がみられるようにある。

③ ①と類似しているが、歯みがきが自主性に任せられるようになり
  歯肉が腫れる歯肉炎が増える傾向にある。


以前の当院ブログにCOについて述べましたが
青矢印がCOになります。
COは程度によりフッ素などを塗布し経過をみていくか
よく調べた上、削って治療を行う事もあります。

②は軟らかいものを摂取することが増えるためか、顎が小さくなってきてる傾向にあり
 かみ合わせがずれて顎関節症になることもあります。
 両方で規則正しく噛むことや、大あくびをしないなど一般的な注意の上
 スプリントという装置を装着することもあります。

③はブラッシング不足から起こります。

 
赤点の部分が歯肉が腫れています。
青〇や緑点の部分はプラーク(歯垢がたまっている)の箇所です。

中学生になりますと、歯みがきが自主性に任せられるようにあり
また塾や部活などで思うように時間が取れない事もあると
思います。可能であれば「食べたら歯みがき」を頑張ってほしいと
思います。

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