こんにちは、保育士の高梨です。
今回もしつけについて書いていこうと思います。
《指しゃぶりや爪かみ、何か原因があるの?》
★子どもが不安を感じているサイン
赤ちゃんの時に指しゃぶりをすることは、お腹にい
た時の延長で、3歳くらいになれば自然とおさまりま
す。
しかし、4~5歳頃からの指しゃぶりや爪かみは、
子どもの不安などに原因がみられるため、注意する必
要があります。
子どもは親などから叱られることで「嫌われている
のでは?」と不安が生まれます。その気持ちを静める
為、指しゃぶりや爪かみをしてしまうのです。
でも指しゃぶりをしているところを叱ってしまうと
逆効果です。
★指しゃぶりをしなくなるポイント
※プレッシャーを与えないように口から指を遠ざける
こと
①子どもにギュッと抱きしめてあげるなどをして
愛情をわかりやすく伝える
②一緒になって遊ぶ
(積み木など手を使った遊びをする)
③口に指がいきそうになったら声をかけ気を引く
☆焦らず、叱らず、子育てをしましょうね。
《どうしておねしょをしてしまうの?》
※ぼうこうの大きさと、おしっこの量とのバランス
がとれていないからです
夜は、昼間より長い時間、膀胱におしっこをため
ないといけません。そのため、寝ている間はおしっ
この量を抑えるための抗利尿ホルモンという物質が
脳から分泌されます。
4~5歳くらいまではこのホルモンの分泌が少な
いため、膀胱にためきれない量のおしっこがつくら
れてしまい、おねしょが起こりやすくなるのです。
★おねしょの対応で大事なのはストレスを与えな
いことです!
ストレスは自律神経に影響を与え、ホルモンの分
泌を抑制させ、おねしょを長引かせてしまうことに
なります。
※おねしょをしないようにするためのポイント
①おねしょをしたことに叱らない
②夜中に起こさない
(睡眠を妨げるとホルモンの分泌リズムがくるって
しまう)
③規則正しい生活を
④塩分の多い食事をとらない
(のどが渇いて寝る前に水分を沢山とってしまう)
⑤寝る前に必ずトイレに行く
⑥どうしてもしてしまうときは、夜だけおむつを
つける
※器官が発達すると自然とおねしょを卒業します
(4歳から10歳くらいまでに)
☆生活習慣でケアしながらお子さまの成長をゆっく
り見守ってあげましょうね。
参考文献 東京書店 『子育てのどうして?』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております!