こんにちは、保育士の高梨です。
今回も幼児の献立づくりについて書いていきます。
幼児食の総仕上げの時期です。
噛む力がかなりアップする時期なので、様々な食材
を試すことができます。
第二臼歯と犬歯が生え、4歳になる前までに全ての乳
歯が生えそろいます。コンニャクなどの弾力のあるも
のや奥歯ですりつぶせることもできるようになります
このころから好き嫌いがはっきりしてきます。言葉も
理解できたり会話もしっかりできるようになりコミュ
ニケーションがとれます。
《3歳から5歳について》
☆箸を使えるようになる。
指先を器用に使えることができるようになってきま
す。食事のマナーとして箸の使い方やこぼさないよう
に食べることを身につけていきましょう。
☆好き嫌いがはっきりしてくる
心も体もぐっと成長し、言葉の語彙力もついてきま
す。色々と話せるようになりますが、食事の好き嫌い
もはっきり言えるようになるので偏食にならないよう
に注意が必要です。
☆食事のマナーも覚えましょう。
大人の言葉も理解できるようになるので、ママやパ
パが食事を作る時に簡単なお手伝いもできるようにな
ります。テーブルを拭いたり、食器を並べたり片づけ
たりとお手伝いも頼んでみましょう。
☆3歳から5歳の一日分の食品の目安量
エネルギー量 男子1300㎉ 女子1250㎉
主食 ごはん、パン、麺類などで1日250~
300gを目安にします。
主菜 肉類40~50g(薄切り肉4枚)
魚類40~50g(切り身3分の2切れ)
卵Mサイズ1個
大豆製品40g(納豆大さじ2)
副菜 緑黄色野菜60g(ほうれん草2株)
淡色野菜90g(キャベツ1枚半+玉ねぎ
中2分の1個+なす1個)
いも類40g(さつまいも4分の1本)
きのこ類・海草類少々
(乾燥わかめ1~2g+しいたけ中1枚)
果物・乳製品 果物150~200g(バナナ4分の1+み
かん1個+りんご4分の1個)
乳製品400g(牛乳
参考文献 日本文芸社
『子どもに効く栄養学』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。