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理事長BLOG

幼児期の食事について③ 献立づくり(1歳半~2歳の幼児食)

2024年7月12日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は、幼児の献立づくりについて書いていきます

 幼児食の献立づくりというと難しい感じがしますが
和食の基本‘’一汁二菜‘’を作れば栄養バランスも整って
きます。

 汁物と主菜(肉や魚などのたんぱく質)と副菜(野菜や
海藻類を使った煮物や和え物)そして、ごはんやパン、
麺類などの炭水化物を合わせると、五大栄養素がバラ
ンスよく摂れるようになります。

《献立づくりの手順》

①主食を考える 

 ごはん、パン、麺類などの炭水化物はエネルギー源
となります。

②主菜を考える 

  肉、魚、卵などのたんぱく質はメインのおかずに
 なります。丼ものやパスタは、かけるソースや具材
 を主菜と考えます。

③副菜を考える

  野菜、キノコ類、豆類、海藻類などのサブのおか
 ずです。主菜とは違う味付けや調理法を選び、工夫
 が必要です。

④汁物を考える

  主菜や主食との相性に気を付けます。主菜がごは
 んであれば、味噌汁やすまし汁、主菜がパンやパス
 タであればポタージュスープやミネストローネスー
 プも良いです。

《1歳半~2歳の幼児食》

 イヤイヤ期になるころです。この時期から第一乳臼
歯が生えて奥歯で物を噛めるようになり歯ごたえのあ
るものも挑戦できます。慣れてきたら、かたまり肉や
繊維のある野菜もチャレンジしてみましょう。

 ☆一日分の食品と目安量

エネルギー量 男子950㎉  女子900㎉

主食     ごはん、パン、麺類などで1日
       200~300gを目安にします。

主菜     肉類30~40g(薄切り肉2枚)
       魚類30~40g(切り身3分の1切れ)
       卵Sサイズ1個
       大豆製品30g(納豆大さじ1と2分の1)

副菜     緑黄色野菜40g(ほうれん草1株強)
       淡色野菜60g(キャベツ1枚+玉ねぎ中 
       3分の1個+なす3分の2個)
       いも類50g
       きのこ類・海草類少々
       (乾燥わかめ1~2g+しいたけ小1枚)

果物・乳製品 果物100~150g(バナナ2分の1本+
       みかん2分の1個+りんご6分の1個)
       乳製品400g(牛乳コップ2分の1杯+
       6ピースチーズ1個+ヨーグルト小1個)

参考文献   日本文芸社
          『子どもに効く栄養学』

楽しく食べるこどもに~保育所の食育指針から保護者に届く食支援を~② | 一般社団法人 日本こども成育協会

☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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