院長の奥井です。
今回は歯の再生療法 リグロスについて説明したいと思います。
リグロスについては幾度か投稿しております。
https://okui-dc.jp/2023/09/03/%E6%AD%AF%E5%91%A8%E7%97%85%E5%86%8D%E7%94%9F%E7%99%82%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%84%E3%82%A8%E3%83%A0%E3%83%89%E3%82%B2%E3%82%A4/
今回も補足的に説明したいと思います。
リグロスを用いて失われた歯槽骨(歯を支える骨)を再生させ
歯の寿命を長くするのが目的ですが、リグろすが効果を発揮できる場所は
歯を取り巻いている骨の欠損が一部の場合です。
この場合は青丸部分に線が見えると思います。これはクラックといい
簡単に言うとくいしばりによるヒビです。
青点の部分はくいしばりの力で歯茎も下がり歯槽骨も下がっています。
リグロスを注入しているところです。
縫合が終わったちおころです。
青点が骨のない部分です。
周囲が白くなり骨が再生してきています。
この場合もかなり陥没しています。
リグロスと人工骨を注入しているところです。
この場合は人工骨も入れました。
縫合を終えました。
レントゲンでは青点部分に人工骨が足されているのが
わかります。
リグロスはこのように部分的に骨が欠損しているところに
効果が期待できると思います。
またリグロスは歯周病の治療の流れを踏まえないと
できません。詳しくはかかりけの歯科医医でご相談下さい。