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理事長BLOG

歯の圧痕について 噛み合わせが原因の場合

2023年12月24日
院長の奥井です。
今回は歯の圧痕について 噛み合わせが原因の場合について
説明したいと思います。

人間の噛み合わせの力はかなり強く、噛み合わせが原因で
被せ物が壊れてしまったり、また歯が欠けたり割れてしまうことも
あります。
また歯は年月と共にすり減ってきますので、噛み合わせの強い方の
場合だんだん噛み合わせが低くなっていくこともあります。
今回は噛み合わせが低くなった事によって圧痕ができてしまった場合を
説明します。


噛み合わせが相当強い場合で下の丸の部分は骨隆起といい
軟骨が異常に成長しています。噛み合わせが強いと
軟骨が増殖してこのようになってしまいます。
上の矢印の部分は歯茎が歯と食い込んでいます。


レントゲンでも被せ物が上の骨と当たりそうなのが
わかります。


青丸の部分は食い込んで圧痕になっている
場所です。


今回の場合は当たっている歯の金属を削り
当たらないようにしました。
しかし歯は動きますので、また当たるように
なってくる可能性はあります。
根本的には期間のかかる治療になりますが、被せ物を
ほぼ全て被せ直し、噛み合わせを上げる治療になります。
しかし期間がかかるのと治療する歯が全てになりますので
大変になります。
また就寝時にマウスピースを装着することも効果的と
思います。

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