こんにちは、保育士の高梨です。

　今回は、生活習慣をいつから始めたら良いか？とい
うことと何をしていったら良いかを書いていきます。

　個人差はありますが１０カ月頃からママやパパの言
葉や行動に興味を持ち始める時期です。興味を持って
きたら歯みがき、手洗い、お風呂などの生活習慣をパ
パやママがお手本となって一緒にしましょう。

　やる気は一番伸びます。

《生活習慣のしつけ》

☆手洗い

　外から帰ってきたらまず手洗い、ご飯やおやつを食
べる前の手洗いのしつけを教えてあげたいです。ママ
やパパがお手本となって洗い流しまでしっかり教えて
あげましょう。

☆食事

　食事はパパやママと一緒に食卓を囲んで、楽しい時
間を過ごすことが大切です。その時にしっかり噛むこ
とを学んで欲しいです。「モグモグ」と何回も噛むこ
とをママやパパがお手本となって教えてあげてやって
みせてあげてくださいね。丸飲みを予防できます。

☆歯みがき

　歯が生え始めて、上２本、下２本そろったら、ガー
ゼで拭くことをやめて、歯ブラシを使うようにします
　１０カ月前後で自分が歯ブラシを持ちたがるように
なってきたら赤ちゃん用歯ブラシでママやパパと一緒
に磨きます。まずは歯ブラシに慣れてくれることから
始めます。歯ブラシに慣れてきたらパパやママが仕上
げ磨きもしてあげてくださいね。まだ歯磨き粉を使う
ことをしなくても良いです。
　歯磨きを毎日の生活習慣にしましょう。乳歯は、永
久歯に生え替わるまでですが、ケアをおこたると虫歯
になりやすく口内に菌が増えてしまい永久歯まで虫歯
になることがあるので注意が必要です。

☆お風呂

　水に触ることが苦手な赤ちゃんもいます。シャワー
は、水圧を弱めたり、ぬるめの温度で水遊びのように
して遊びながらママやパパとお風呂に入りましょう。
　お風呂から出る時に「体がきれいになってさっぱり
して気持ちいいね！」と声をかけましょう。

《しつけ４つのポイント》

①出来たら褒める！

　誰でも褒められて嫌な気はしません。完璧を求めな
いで少しでも出来たら褒めてあげてくださいね。もし
できなかったらギュッと抱きしめて安心させてあげま
しょう。明日も頑張れるような言葉をかけてあげて励
ましてくださいね。赤ちゃんに気持ちが伝わります。

②ママやパパが心に余裕を持ちましょう！

　保護者が心に余裕がないと赤ちゃんにも伝わってし
まいます。ママやパパは完璧でなくても良いです。子
育ては焦らなくて良いです。

③興味を持ち始めたらやらせてあげましょう！

　赤ちゃんが食事の時、自分で食べたいようでしたら
手づかみさせてあげてくださいね。こういうことで脳
が発達するので散らかってしまったとしても大目にみ
てあげましょう。

④声掛けをしてあげる
　赤ちゃんが頑張っている時はなるべく声をかけて応
援してあげましょう。赤ちゃんもやる気が出ます！


参考文献　　　　株式会社学研プラス
　　　　　　　　　　　『らくらくあんしん育児』



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