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理事長BLOG

赤ちゃんの思いがけない事故について①

2023年10月10日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は、赤ちゃんの思いがけない事故について書い
ていきます。赤ちゃんや幼い子どもを車に置いて親は
どこかに行ってしまって取り返しのつかないことが毎
年のように報道されています。赤ちゃんや幼児は、思
いがけない事故が起こります。

 色々な事故があるので、事故防止も兼ねて書いてい
きます。

《窒息事故の防止》

①ふとん

 重い布団ややわらかい布団は使わないようにして、
布団が顔にかからないようにしましょう。ガーゼやタ
オルの軽い物でもかからないようにします。

②うつ伏せ寝

 窒息死になりかねないのでうつぶせ寝はしないよう
にしましょう。

③ペット

 ペットが赤ちゃんの上に乗ってしまう可能性がある
ので注意しましょう。

④小さなおもちゃなど

 直径3.9cm以下の物は赤ちゃんの口に入ります。絶
対に赤ちゃんの手の届かない所に置きましょう。

⑤ポリ袋など

 赤ちゃんはスーパーのビニール袋や紙袋などの袋類
に興味があります。顔にかぶさると危険なので置かな
いようにしましょう。

⑥食べ物

 豆類、こんにゃくゼリー、お餅なども喉につまらせ
ます。3~4歳までは豆、飴、ガムなどを与えないよ
うにしましょう。

⑦ひも類

 ひも類も赤ちゃんにとってはおもちゃにみえます。
電気コードやバッグの肩ひも、カーテンやブラインド
のひもなどが首にかかると危険です。工夫しておくこ
とが大切です。

《打撲、落下事故の防止》

①ベッドからの転落

 ベッドの柵は必ず上げておきましょう。

②窓やベランダからの転落

 窓やベランダのそばに踏み台となりそうな物を置か
ないようにしましょう。歩けるようになるとソファー
に乗ったり椅子に乗れたりします。そこからの転落も
よくあるので目を離さないようにしないといけません
また階段にも登れるようになります。柵を付けて対策
しましょう。

③お風呂での事故

 お風呂は滑りやすいので注意が必要です。またママ
がシャンプーなどをしていて、赤ちゃんが湯船にいる
時、お風呂でおぼれる危険があります。できる限り赤
ちゃんから目を離さないようにしましょう。

④机の角などに注意

 赤ちゃんが立ち上がろうとする時は机に頭をぶつけ
る危険があります。机の角にスポンジなどクッション
となる物をつけたり、滑って転ばないように靴下に滑
り止めが付いている物を履かせましょう。

⑤自転車などの転落
 
 子どもを自転車に乗せる時は気を付けないといけま
ん。走行中に子どもの足が車輪に挟まれて、転倒・転
落するケースがあります。自転車に乗せる時は必ずヘ
ルメットをつけてあげてくださいね。

☆子どもを自転車に乗せる時の注意

 ★幼児用座席はSGマークの付いたものを選び、自
  転車にしっかり固定する。

 ★子どもの頭にあったヘルメットを正しく被らせる

 ★自転車を安定させた状態で、時間にゆとりをもっ
  て乗せましょう。

 ★幼児用座席の足乗せ部分を必ず使用する。

 ★サドルは大人の両足がしっかり地面に着く高さに
  する。

 ★子どもを乗せたまま自転車から離れない。

※赤ちゃんや幼児は大人が思っていること以上に危険
 な行動をしてしまうことがあります。大変な時間は
 必ず終わりがあります。少しの間頑張りましょう!

参考文献   保健同人社  『すくすく赤ちゃん』

元気な赤ちゃんイラスト - No: 1220442/無料イラストなら「イラストAC」


☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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