院長の奥井です。
今回は義歯適合診査 入れ歯が合っているかの診査について
説明したいと思います。
入れ歯が痛い場合の問題は主に以下の二つになります。
①入れ歯の内面(内側)が合ってなく一部が強く当たっている
②入れ歯の噛み合わせが均等でなくどこかが強く当たっている
入れ歯の内面に問題がある場合は内面にペーストを塗って当たりを
調べます。
そこで強く当たっている部分はペーストははげますので、その部分を
削って調整します。
画像の白いペーストが内面診査の材料です。
入れ歯の内面にしっかりと塗ります。
そしてお口の中に戻します。
○で囲った部分が当たりが強い部分です。
そこを削っていきます。
この場合も以前の投稿でお伝えましたら下の前歯の
方が前方に突き出した噛み合わせになっています。
以前の入れ歯は上が無理やり前にもってきていますので
よく割れたり外れたりしました。
前歯を後方に並べて作り直しました。
入れ歯の調整は難しいといえます。
そのためにも今回の内面審査は欠かせない審査の一つになります。