こんにちは、保育士の高梨です。

　今回は、赤ちゃんの「たんぱく質」の摂取について
書いていきます。たんぱく質は成長する赤ちゃんにと
って不足してはならない大切な栄養素です。でも摂り
過ぎても体の負担になります。

☆たんぱく質はどのような働きがあるのでしょうか？

　筋肉や骨、内臓、肌、血液など体の組織の構成成分
となります。
 　また免疫力をあげる働きもあります。なので、離乳
食初期から時期に適したたんぱく質の食材を食べさせ
ることが大切になります。

《離乳食初期におすすめなたんぱく質の食材は？》

　離乳食を始めて３週目ぐらいからたんぱく質の食材
を食べさせましょう。まだ胃や腸が未熟な為低脂肪の
食材から始めるのが良いです。

①卵

　卵は栄養価の豊富な食材です。たんぱく質、ビタミ
ンA,B,Dを多く含みます。卵は沸騰して２０分間固ゆ
でして黄身をごく少量(耳さじ１さじ分)から様子を見
ながら食べさせます。

②豆腐

　これも必ず火を通しましょう。まずは絹ごし豆腐か
ら少しずつ食べさせていき、慣れてきたら木綿豆腐も
あげてみましょう。

③白身魚

　鯛、ヒラメ、カレイな低脂質な白身魚がおススメで
す。お刺身用を買ってきてあげましょう。

《離乳食中期におすすめなたんぱく質の食材は？》

①鶏肉

　肉類の中でも脂肪が少なく、消化・吸収しやすいで
す。最初は鶏のささ身から始めて、慣れたら胸肉、鶏
もも肉の順にしましょう。

②納豆

　栄養価が高いです。ひきわり納豆なら刻む手間が省
けて良いです。

③まぐろやかつお

　たんぱく質や鉄分も豊富です。まぐろは赤身を選ぶ
ようにします。

④プレーンヨーグルト

　砂糖や添加物を加えていない物を選びます。野菜や
果物を与えたりスープに加えるのも良いでしょう。

⑤ゆば

　豆乳を煮詰めて表面に出来た膜が湯葉で高タンパク
質なのでおススメです。

《離乳食後期におすすめなタンパク質の食材》

①おから

　豆腐を作るとき豆乳をしぼった後の絞りかすです。
でも大豆の栄養成分はかなり残っています。豆乳を上
回るほど栄養価の高い食品です。食物繊維が豊富で、
便の様子を見ながら与えます。

②ハム・ウインナー

　調理には簡単で使いやすいです。でも塩分が多く、
食品添加物も含まれているので湯通ししてから使い
ます。

③ぶり・さわら・さば

　脳の機能を高めるDHAやEPAが豊富です。春の産
卵に備えて脂肪ののった冬のぶりは味が良いです。
　赤ちゃんにあげる場合は、ゆでるとか網焼きにす
るなどをして脂肪を落としてから使いましょう。

参考文献　主婦の友社
　　　　　　『離乳食　食べていいもの悪い物』




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　　　　　　　１６時半まで保育士がおります。　　
　お子様が０歳からお預かりさせて頂きますので
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