院長の奥井です。
今回は重度歯周病の治療について説明したいと思います。
歯周病の初期は歯を支える歯槽骨の吸収が始まりますが、症状がない
場合は多くそのうちに歯茎から出血したり歯茎が腫れたりしてきます。
そして歯周病が重症になりますと歯槽骨がかなり吸収し、歯がグラグラし
抜けてしまいます。
抜けてから気が付く場合もよくあります。
画像は歯が抜けてからおかしいと思いご来院された
状態です。
歯の根元にかなり歯石がつき、歯茎が赤く腫れています。
下の前歯の裏側にはかなり歯石がついています
(青丸の部分が歯石です)
レントゲンでは歯槽骨がかなり亡くなっています。
下の前歯は針金で固定しブラッシング指導と
歯石を取る治療を始ました。
下記が簡単な説明動画です。
https://www.youtube.com/shorts/dSNyi-Ot_nU
歯の抜けた部分には入れ歯の歯を貼り付け
歯石を取った後です。
かなり綺麗になって綺麗になっています。
9年後のレントゲン写真です。
どこも抜けずに落ち着いています。
お口の写真です
歯周病治療は歯石を取ったり歯を固定するなどの
処置がありますが、やはり一番大切なのは
患者様の生活習慣や歯ブラシをしっかりやられる
事だと思います。
お気軽にご相談下さい。