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理事長BLOG

吸入ステロイド薬によるカンジタ症について

2023年5月21日
院長の奥井です。
今回は吸入ステロイド薬によるカンジタ症について
説明したいと思います。

喘息の薬内で吸入ステロイド薬があります。
服のステロイド薬と異なり、吸入ステロイド薬は気管支に直接届くため、
わずかな量でも十分に効果を発揮する事がが出来ます。

しかし吸入ステロイド薬の一部が口の中に残ったままだと
口の中にカビが生えること(カンジダ症)があります。
これはステロイドという炎症を抑える薬のため普段お口の中になる
菌であるカンジタが優位に立つためです。


画像の青部分がカンジタ症です。
粘膜が白くなっています。

これを防ぐために、吸入の後は毎回うがいをする事が必要です。
できればブクブクうがいとガラガラうがいの両方を2-3回ずつ行えると理想的です。
うがいができないときは、吸入後に水や食べ物を飲んで流しこむとよいでしょう。


うがいを行なった後の状態でカンジタが消失しています。

お口の中には様々なサインが現れますので
何か変化がありましたら歯科医院にご相談されますことを
お勧め致します。


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