こんにちは、保育士の高梨です。
今回は赤ちゃんが何でも口に物を入れてしまうこと
について書いていきます。
生後2カ月頃からなめ始めます。最初は指をなめた
りします。これはハンドリーガードと呼ばれる行動で
それをすることにより、自分の手が身体の一部という
ことを認識します。ハンドリーガードを経ておもちゃ
をなめ始めるのは生後4カ月頃からでだいたい1歳6
カ月頃までといわれています。ただ2歳になってもな
めている子どもはいるので、個人差があります。
《なぜなめるの?》
①物の情報収集
口に入れることで、物を情報収集し、分析をしてい
ます。赤ちゃんは目や手がまだ未熟な為、一番敏感と
される口を使って確かめています。
口の中で、形、硬さ、温度を確かめています。
②抵抗力をつける
赤ちゃんはなめることにより抵抗力をつよくしてい
ます。物に付いている細菌をなめて体内に入れること
により免疫力がついてきます。そのため不潔な物や危
険な物以外になめるのを止めさせる必要はありません
赤ちゃんがなめていてもあまり神経質にならなくて
大丈夫です。
《口に入れて窒息のおそれがあるサイズは?》
赤ちゃんは、3.8センチ以下の物が口に入ってし
まうと窒息や誤飲の可能性があるので、注意しましょ
う。
手でOKサインを作った時の〇の大きさです。
《注意したい身の回りの物》
☆ペットボトルの蓋
☆画鋲
☆タバコ
☆洋服のボタン、針、ビーズ
☆コイン
☆子どものおもちゃ
☆筆記用具、ハサミ
☆化粧品、アクセサリー
☆豆類(謝って気管に入ってしまいやすい)
☆お菓子の包み紙(ゴミ箱からあさってしまう)
☆電池、ボタン電池
☆錠剤
☆洗濯用洗剤
上記の他にも危険な物が沢山あると思いますが必
ずお子さんが手の届かない所に置きましょうね。
参考文献 東京書籍 『子育てのどうして』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。