こんにちは、保育士の高梨です。
ママの悩みでなかなか喋ってくれない小さなお子様
はけっこういらっしゃいます。言葉を発するタイミン
グは個人差があります。
《喋る段階》
①人の言っている言葉が分かる
②頭に言葉をためておく
③言葉を話せる
ポイントは、ママやパパ、色々な人からの言葉の働
きかけが大切になってきます。
小さなことでも色々と話してあげましょう。
親の言葉を理解するのは比較的早いですが、話せる
ようになるには、発声器官が発達し、言葉がある程度
頭にたまってからになります。
個人差がありますが、早くて8カ月のお子さんもい
れば、2歳過ぎても出ないお子さんもいます。
大事なことは、ママが言った事を理解しているかど
うかです。遅くても必ず喋るようになるので焦る必要
はありません。
性格や環境の違いがあります。個人差があるので、
遅くても大丈夫です。
《言葉の発達を促すポイント》
①積極的に話してあげましょう。
乳幼児は耳から聞いた言葉を学習するので積極的に
お子さんに喋りかけてあげましょう。
例えば、車が来た時は、「くるまきたね!」と声を
かけたり、きれいなお花が咲いていたら「お花きれい
ね!」とお話してあげましょう。
話し方は、やや高めの声でゆっくり抑揚をつけて話
すことが良いとされます。(マザリーズと言われます)
1歳半になった時、マザリーズの声で話しかけてき
た場合とそうでない場合に比べて、約2倍の言葉を話
したという研究結果も報告されているようです。
②絵本の読み聞かせをしてあげましょう。
マザリーズを意識して読んであげると、リラックス
させることができます。絵本からの語彙力や言語力は
つきやすいので積極的に毎日読み聞かせをしてあげま
しょう。
③相づちをうってあげましょう。
大人もそうですが、相手が相づちを打ってくれると
お喋りしやすく会話もしやすく、嬉しくなりますよね
それと同じで、子どもが話しかけてきてくれたら、
その意味が分からなくても、「うんうんそうだね」と
うってあげて、話をしやすくしてあげましょう。
④親が先回りをして話さないようにしましょう。
子どもが箱を指さししているだけで、大人が先回り
をして物を出してしまわないようにしましょう。
そういう場合は「どうしてほしいのかな?」と問い
かけて、お話するように促してあげましょう。
それがたとえ上手に話すことができない場合は、
「ちょうだいといってごらん」と教えてあげてくださ
いね。初めは理解できないことも少しずつできるよう
になっていきます。たとえ言い方を間違えたとしても
直してあげることなく、ママがもう一度いってあげる
方が傷つかなくて済みます。
参考文献 東京書籍
『子育てのどうして』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
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