こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、ミネラルについて書いていきます。
①ミネラルとは?
ミネラルとは、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビ
タミンと並び五大栄養素の1つとして数えられます。
無機質ともいわれます。
ミネラルは人の体内で作ることはできないため、毎
日の食事からとる必要があります。人体が必要とする
栄養素には十数種のミネラル(無機質)があります。
☆主要ミネラル
カリウム、ナトリウム、リン、カルシウム、マグネ
シウム
☆微量ミネラル
鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、セレン、クロム
など
ナトリウムやリンのように摂り過ぎが心配されるも
のもあります。ナトリウムの摂り過ぎは高血圧の原因
に、リンの摂り過ぎは体液中のカルシウムのバランス
を崩すおそれがあります。
海藻や魚介に多いヨウ素は大陸では不足して甲状腺
ホルモン異常をおこすことがありますが、日本ではあ
りません。鉄やカルシウムが不足気味です。
前のブログにカルシウムは、積極的に取りこみまし
ょう!と書きました。カルシウムは、骨や歯の主成分
です。それらは、リン酸カルシウムを主成分としてい
ます。骨細胞では、リン酸カルシウムは古いものが壊
され、同時に新しく合成されます。常に食べ物からカ
ルシウムを取り入れなければなりません。
日本人はカルシウムが不足がちと言われています。
カルシウムは、成長期の子どもには充分与えなければ
なりませんが、高齢者も、骨粗しょう症を防止するた
めに必要です。牛乳、小魚、乳製品などをしっかり摂
りましょう。
②ミネラルの役割とは?
骨や歯を形成したり、神経の伝達に関わったり、細
胞の働きをスムーズにするなど、私たちの身体の臓器
や組織を円滑に働かせるために必要です。
ミネラルが不足すると、身体に様々な不調が現れて
きますが、摂り過ぎた場合も、過敏症や中毒を起こす
場合もあります。サプリメントで補う場合もあります
が、摂取量に十分注意して適切なご利用を心かけてく
ださいね。
参考文献 成美堂出版
『子どもの栄養と食育がわかる事典』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
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