こんにちは、保育士の高梨です。
今回は子どものバランスの良い食事について書いて
いこう思います。
赤ちゃんは母乳だけで必要な栄養素を満たすことが
できますが、離乳食からは栄養素を考えないといけま
せん。色々な食品を組み合わせて食べることによって
必要な栄養素を満たすことができます。
①バランスの良い食事とは?
栄養バランスが取れている食事とは、主食・主菜・
副菜が基本です。これらを基本にすれば、必要な栄養
素がほぼそろいます!
②主食とは?
米、小麦などの穀物が主材料の料理で、新陳代謝が
盛んな子どもの生命維持や身体活動などの元気のもと
になります。
ごはん、パン、麺類などの主食の主な栄養成分は炭
水化物で、体内で分解されてエネルギー源や熱として
利用されます。脂質もたんぱく質もエネルギー源にな
るのは炭水化物の中の糖質だけです。朝食を食べると
頭が良く働くのはこのためです。
かつ丼、カレーライス、チャーハンなどは主食と考
えます。できれば、丼物やライス物より主食を独立さ
せた別皿方式の方が良いです。
②主菜とは?
魚介、肉、卵、大豆製品が主材料の料理で、発育、
発達を続ける子どもに毎食欠かすことのできない栄養
成分で、良質なたんぱく質を与えたいものです。
主に体中の細胞の構成成分として、筋肉、血液など
の組織をつくるなどの攻勢を果たします。
主菜、特に魚や肉にはたんぱく質とともに、脂質も
含まれるので食べ過ぎには注意しましょう。また、主
菜は鮮度の良い食材を選び、濃厚な味付けにしないよ
うにしましょう。
肉は脂肪の少ない部位を選びましょう。また大豆製
品も取り入れてみましょう。大豆は『畑の肉』と言わ
れているので大豆の加工製品(豆腐、納豆、豆乳など)
を大いに活用しましょう!
③副菜とは?
野菜、いも類、海藻などが主材料の料理で、成長期
の栄養に不可欠なビタミン・ミネラルの宝庫です。
副菜の力が足りないと、主食、主菜の栄養素も生か
されません。微量でも、発育に欠かせない重要な働き
をします。
3歳から5歳の幼児は、野菜、いも類、きのこ、海
藻は1日に合計300g弱が目標です。生野菜だけで
300g弱摂るのは難しいので、加熱料理をすると良
いでしょう。かさが減り、食べやすくなります。
④プラスもう一品とは?
主食、主菜、副菜に当てはまらない食べ物や少量の
料理を指します。主食、主菜、副菜に当てはまらない
ですが楽しい食事となる1品です☆
例えば、果物や乳製品です。丈夫な骨づくり、病気
から体を守る免疫力アップには欠かせません。
果物はビタミンCが豊富です。有害な活性酵素から
細胞を守る働きがあり、皮膚や血管の老化を防いだり
骨や筋肉を強化したりする働きがあります。
牛乳や乳製品は、丈夫な骨や歯を作り、筋肉や神経
の働きをバックアップ、子どもの健全な発育、発達に
欠かせません。
主食、主菜、副菜を食べたら、プラスデザートをお
忘れなく☆
参考文献 成美堂出版
『子どもの栄養と食育がわかる事典』
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16時半まで保育士がおります。
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