院長の奥井です。
今回は口内炎についてです。
①口内炎って何?原因は?
口内炎とは口内の粘膜に起こる炎症のことです。 頬や唇の裏の粘膜、のど、舌など、口内のあらゆる粘膜に
でき、話すときは食べるときに 痛みや不快感があります。
口内炎の種類ですが一般的なものはアフタ性口内炎で、 ストレスや疲れがたまって抵抗力が低下した時などに
起こりやすいです。 その他、入れ歯の不具合など外的刺激が原因の外傷性、 カンジダ菌によるカンジダ性が
あります。
②口内炎の治療は?
一般的なのは口内炎の薬を塗ったり貼ったり方法です。多くはステロイド成分を含んでいます。
ここではレーザーを使用した方法を紹介します。
③口内炎のレーザー治療とは?
口内炎の場合、昔は歯科医院では硝酸銀を塗布する方法もありましたが、適応では
ありません。また悪化する恐れもあります。
口内炎にレーザーを照射すると痛みが軽くなります。
当院ではエルビウムヤグレーザーというレーザーを用いております。
レーザーは外科的に切除をしたりとか行う機械ですがパワーを弱めて使用することで
口内炎表面に薄いたんぱく凝固層ができ、誘導された膜がかさぶたの役割となって
外の刺激を遮断するのではと考えられています。
画像の様に数秒レーザーを照射します。
それほど痛みを伴いません。
右の青〇がアフタ性口内炎で白い口内炎の
まわりが赤く発赤しています。
左の白〇が治癒しかけた状態です。
お気軽にご相談下さい。