こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、乳幼児(0歳児)との会話の仕方を書いてい
こうと思います。
☆0歳児
《おうちの人や保育者など特定の人に対して
絆が形成される時期》
子どもがほほえんだら大人がにっこりとほほえみ返
す。子どもの発声や身振り・手振りに笑顔や言葉で応
答的に関わることがコミュニケーションの楽しさに気
づくきっかけで、会話の楽しさを知ります。
特定の人との安心・信頼感の育みが会話の土台とな
ります。
★泣き声は言葉のサイン
その時、慌てず焦らずが基本です。
優しくゆっくりと丁寧に語りかけてあげてください。
おむつが濡れていたら、「気持ち悪かったねー。おむ
つ替えるわね」と優しく言ってあげてくださいね。
★目と目を合わせる
言葉では通じないので、心と心で通い合いをしま
す。目と目を合わせてニッコリとすることで、‘’安心
していいんだよ‘’というメッセージを伝えることが出
来ます。
子どもにとって、人の表情は相手が受容や傾聴して
くれるかを見分けるための大切なサインです。
★子どもが口元や手で物の感触を確かめる
興味・関心を示したものに、「それはタオルだよ、
ふわふわして気持ちいいね」とその名前や特徴、色な
どを言葉にして伝えましょう。そこから基礎となる語
彙を増やすことができます。やさしい口調で伝えてあ
げてくださいね。
★喃語を話す
「あぶぶぶ」や「なむなむ」と喃語を話している時
は、会話を返してあげましょう。「いいお天気ね」や
「今日はご機嫌さんね♪」など言葉で返してあげてく
ださいね。大切なのは言葉のキャッチボールです。
会話は楽しい!ということが伝わればOKです。
★部屋から外への視野を広げる
いつも過ごしているお部屋から外に出てみましょ
う。公園に出かけたり、散歩をすることで、自然に
言葉をかけることができると思います。優しく語り
かけてあげることで五感への刺激に繋がります。
ただテーマパークで大きなキャラクターはこの時
は過度な刺激です。このような等身大の人形は、赤
ちゃんにとって恐怖となるのでご注意ください。
★スキンシップをする
ママは愛情表現の一つで、ギュッと抱きしめてあげ
たり、「大好きだよ」と口にすることで、子どもは愛
されていることを実感し、自己肯定感を高めていきま
す。また会話への意欲に繋がります。
☆まだ言葉では通じませんが、優しく会話をしてあげ
ることで赤ちゃんは安心することができます。
楽しんで子育てが出来たら良いですね。
参考文献 黎明書房
『発達段階をふまえた乳幼児との会話法』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。