こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、子どものやる気を引き出すコツをいくつか
ご紹介していきたいと思います。
子どもは素直です。その気持ちを大事にして子ども
が言ったこと又は、行いを否定するより、たえず可能
性を示唆してあげることが大事です。
①暗示効果
子どもの性格は親の口癖で決まると言っても過言で
はないです。
よくある言葉で、
「どうしてこんなことができないの?」又は、
「頭が悪い子ね!」と
聞くことがあります。
これでは、子どもは自分は頭が悪いんだ…と意識す
るようになり、やがてやる気を失ってしまいます。
親が子どもに「頭が悪い」と言い続けるか、「頭が
いい」と言い続けるか、「頭がいい」と言い続ける方
が、将来やる気に繋がり、自然と良い方向へと導いて
くれると思います。
②良い褒め方
運動会などの徒競走で、1番を取った時、その時
親は子どもに「凄いね!でも勉強はダメね」と言って
しまうことがあります。
そういう場合は、「運動がこれだけできるのなら、
勉強も頑張れば必ず伸びるね!」といったように、否
定的な言葉を使うより肯定的な言葉を使った方が色々
なことのする時のやる気に繋がると思います。
③さっさとしなさい!と言ってしまう
よく聞く言葉です。
子どもがぐずぐずしてしまうのは当たり前のことで
す。子どもは、状況や時間、量に対する見通しが大人
ほど的確でない為、それを求めるのは無理です。
大人と子どもでは時間のとらえ方に大きな違いがあ
り、お片付けも子どもは一生懸命早くしているが、親
の目には要領を得ない、のろのろとした動作に映って
しまいます。
☆締め切り効果
例えば「おやつの時間までに片付けまでをしよう」
と締め切り時間を作ってあげると良いでしょう。
「締め切り効果」といって、人間は時間を限られる
と、仕事や勉強への意欲が高まり、集中力が出るとい
う心理的メカニズムが働きます。
時間までに出来たなら、必ず褒めてあげることは大
切です。子どもに達成感を味わわせると、内発的に動
機づけられ、言われなくても片づけを始めるようにな
ります。
☆子どもに何かをさせるときには、親として、目標を
与えることだけで十分です。
参考文献 PHP研究所
『子どもの性格を決めるしつけの習慣』
多胡 輝
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