こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、インフルエンザについて書いていこうと思
います。
毎年冬から春先にかけて流行します。
初期症状は咳や鼻水など普通のかぜと似ていますが
全く別の病気で、インフルエンザは、非常に感染力が
強く、たくさんの人が感染してしまいます。
2つの型、AとBがあり、毎年流行するウイルスの種
類が変わります。何度もかかる可能性があります。
症状は、せき、鼻水、頭痛、関節痛、筋肉痛の全身
症状が強く出ます。
また、急に高熱が出て、一度下がってから再び上が
ることもあります。
抵抗力の弱い赤ちゃんやお年寄りがかかると重症化
したり合併症を起こしたりするおそれがあります。
《合併症》
インフルエンザが悪化すると肺炎、気管支炎、中耳炎
熱性けいれん、脳症を起こす可能性があります!
《予防》
①外から帰ったらまず手洗い、うがい
②室内は暖房と加湿をする
③規則正しい生活をし、十分な睡眠を取り体調を整え
る
④6カ月を過ぎてから予防接種をする
(13歳未満の子どもは毎シーズン2回接種する)
※予防接種を打ったとしてもかかる場合があります
《治療とホームケア》
①安静
→静かな所で安静にする
(一度熱が下がっても油断しないでくださいね)
②水分補給
→高熱が出ている時は汗をかくうえ、呼吸も荒く
なるので体から水分が失われます。母乳やミル
ク、麦茶や湯冷まし、べビー用イオン水、経口
補水液などをこまめに飲ませてください。
③病院へ行く
薬をもらい、医師の指示に従って飲ませて下さい
※熱はすぐに下がらないことがあります。熱性けい
れんを起こしたり呼吸が苦しそうな場合、ぐった
りした時は、至急再受診をしてください。
《家族がかかってしまったら》
パパや兄弟がかかってしまったら別の部屋で過ごし
ます。
ママがかかってしまったらマスクをし、しっかり手
を洗い、授乳や水分補給をしましょう。
※母乳からは感染しません
☆もしお子様がかかってしまったら落ち着いて病院
へ行き、看護してあげてくださいね。
参考文献 『病気とホームケア』主婦の友社
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております!