こんにちは、保育士の高梨です。
今回は「子どもの口腔機能について①」の時に書きま
した「③姿勢がなぜ口腔機能に悪影響になるか」を書
いていきたいと思います。
姿勢が悪いと頸椎が前傾し、頭が前に出ることで下
顎も前に出ます。口を開くことで下顎は更に下方に位
置します。舌骨は筋肉(舌骨筋群)により上方と下方に
引っ張られて下顎の中に浮いた状態ですが、下顎が下
がれば舌顎は下方に引かれ、舌は下顎の歯列内や歯列
上に乗っている状態(低位舌)になり、舌尖は下顎の前
歯に触れます。
良い姿勢を保つことは、口腔機能発達のために最も
大切な要素です。
※舌骨筋群→頸部の筋肉のうち、舌骨に繋がる筋肉の
総称
☆正しい姿勢・鼻呼吸できていますか?
《立つときの姿勢》
①鼻呼吸できていますか?
②顎を軽く引いて口を軽く閉じる
③舌は上顎についていますか?
④歯はかまない
⑤骨盤をまっすぐに
⑥耳の穴、肩のでっぱり、太ももの付け根、太もも
の前側が一直線
《座るときの姿勢》
①椅子の背もたれに寄りかかっていませんか?
②骨盤がまっすぐになっていますか?
③足底が全部床についていますか?
《食べる時の姿勢》
①体に合った椅子の高さですか?
(ひじが直角になる高さ)
②骨盤がたっていますか?
③机と体のすき間がこぶし1~2個分
④足底全体が床についていますか?
⑤顎がでていませんか?
☆今一度姿勢を見直して正しい姿勢になりましょうね
※参考文献 『子どもの口腔機能を育てる本』
医歯薬出版株式会社
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております!