お問い合わせは052-910-0550
お問い合わせフォーム
予約

理事長BLOG

ヘミセクション 分割抜歯について

2025年10月9日

今回はヘミセクション 分割抜歯について
説明したいと思います。

ヘミセクションとは分割抜歯のことを指します。
分割抜歯とは2本以上根がある歯に対し、何らかの
原因でそのうちの1本を抜歯する処置を言います。

下の大臼歯という奥歯は根が2本ありますので
ヘミセクションとは主に下顎のことを指します。
上の大臼歯は根が3本ありますので、この場合は
トライセクションと言います。


画像のレントゲンでは青線で囲った部分の骨が溶け
膿が溜まっています。


そのため青で囲った部分の抜歯が必要になります。
これをヘミセクションと言います。


青線部が腫れている部分です。
しかしこれをヘミセクションというとすると
繋がっている被せ物を全て外さないといけません。


そのため歯茎を開いて根っこだけを削って抜歯する処置を
行いました。


抜歯をし歯が出ています。


抜歯を終え縫合を終えたところです。


レントゲンで根が半分抜けているのが
わかります。

この場合は被せてあるブリッジを外さす抜歯が
行えました。
しかし支える根が減りますので、あまり長くは
持たないかもしれません。
しかしブリッジを外さないで抜歯を行ったため
患者様が噛みにくくなることを極力避けている
ことになります。

この記事は院長が投稿しました。
プロフィール 
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。

ページトップへ戻る