今回は口腔カンジタ症について説明します。
口腔カンジタ症とは口の中に発症するカンジタ菌による感染症です。
口の中に白い苔のようなものが付着してヒリヒリとした痛みを感じることが
多いです。特に高齢者や免疫力の低下した人に多く見られますが、
誰でも発症する可能性があります。
原因は免疫力の低下などでカンジタ菌が増殖することが多いです。
治療は抗真菌薬の塗り薬やうがい薬を使用することやお口の中の
清潔を保ったり、免疫力をつけることなどです。
白い苔のようなものが見えると思います。
これが口腔カンジタ症です。
この場合は入れ歯の中に口内炎の薬である
ステロイド塗り薬をたっぷり塗って毎日過ごされた
ことによって発症しました。
一見似ていますが口内炎は画像のように粘膜の周りが
赤くなって白くなっているものです。カンジタ症は
上の画像のように苔のようになっています。
この記事は院長が投稿しました。
プロフィール
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。