お問い合わせは052-910-0550
お問い合わせフォーム
初診予約
再診予約

理事長BLOG

プレオルソを用いた過蓋咬合(かがいこうごう)の治療について

2025年3月16日

今回はプレオルソを用いた過蓋咬合(かがいこうごう)の治療について
説明したいと思います。
過蓋咬合とは上の顎に比べ下顎が小さく下顎がすっぽりと入って
しまう噛み合わせで、割と小児患者様で多いと感じています。
食生活で硬いものをあまり噛まなくなってきた影響もあるかも
しれません。
過蓋咬合ですと下顎の成長が抑制されます。また顎の関節にも負担がかかる
可能性があります。しかし過蓋咬合は見た目がそれほど違和感を感じませんので
気づかれない場合がよくみられます。

当院では約5歳ごろ(装置がはめられる年齢になってから)プレオルソの
装着をおすすめしています。もちろん治療開始前に模型を採らせていただいたり
写真を撮ったりなどの診断は必要になります。


画像がプレオルソです。舌が上に来る様になる様に
設計されています。これは舌が低い位置にきますとお口ポカンに
なってしまったり歯並びによくないからです。

        
また柔らかい素材でできております。
しかし柔らかいこれはソフトになり劣化します。
ある程度経過したらハードに変更していただく場合が多いです。


6歳の患者様です。下の歯が見えず過蓋咬合です。


プレオルソは起きている時、1時間以上と就寝時の装着になります。
また就寝時に外れてしまう場合はお口にテープを貼ると
いいでしょう。
この様にはめて喋るのもトレーニングになります。


約4年後です。噛み合わせもかなり上がり下の前歯が
見えてきました。


同じく6歳の患者様です。


プレオルソを装着した状態です。前歯が先に
接触するため奥歯が挺出(ていしゅつ)する作用が
働きます。


同じく4年後です。かなり噛み合わせが上がっています。


また同じく6歳の患者様です。


4年後ですがかなり噛み合わせが上がっています。


横幅も広がっています。


プレオルソも横噛みなどしてしまうとこの様にちぎれますので
注意が必要です。

この様にプレオルソは過蓋咬合には有効な装置の一つです。
しかしプレオルソのみで全てが解決できるわけではなく、装置を変更しての
治療の必要性がある場合もあります。

ちなみにプレオルソは自費診療になります。
当院では 診断料 33,000円
     プレオルソ 費用55,000円(劣化した場合の交換は11,000円)
     プレオルソ自体の期間はおよそ2〜5年程度ですが、その間や
     またそれ以降に本格的な矯正治療に移行の場合は、別途費用が
     かかります(費用はR7年3月時点です。詳しくはご相談下さい)。

この記事は院長が投稿しました。
プロフィール 
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。

ページトップへ戻る