こんにちは、保育士の高梨です。
毎日子どものおやつにどのようなものを食べさせた
ら良いか、どれくらいの量が良いのか、何時ごろ食べ
させたら良いか、またどのようなおやつを避けたら良
いか、迷いますよね。
今回は、この様なことを解決していきます。
《こどもにとってのおやつとは?》
子どもにとってのおやつは、栄養補給という役割と
水分補給という2つの役割があります。
3~5歳のお子さんの毎日必要なエネルギー量は、
1550㎉で、ママの毎日必要なエネルギー量は、2000
㎉です。
大人と子どもと体格は全然違いますが、総カロリー
数はあまり変わりません。体が小さい割に必要栄養量
が多いです。
この様に、まだ小さい体なので一度に沢山栄養を摂
ることが難しいので、おやつが必要になってきます。
《おやつの量はどれぐらいでいつ食べたら良いの?》
一日の栄養量の10~20%が好ましいです。
年齢が大きくなるにつれておやつは必要なくなりま
すが、いきなりおやつがなくなると生活リズムも取り
にくくなるので、徐々に量を減らす感じが良いでしょ
う。
午後4時ごろに沢山おやつを食べてしまうと夕食を
しっかり摂ることができません。
おやつは、毎日決めた時刻に食べることが大切です
2歳未満のお子さんは、午前11ごろと午後3時の2回
2歳以上のお子さんは、1日1回のおやつで良いでし
ょう。
おやつは10歳くらいまでと考えたらよいです。
これぐらいの歳は我慢できる精神力が育つときです
空腹を受け止め持ちこたえるのも大切です。
夕食で沢山食べるようにしましょう。そうすると胃
袋も大きくなります。
親の都合で、その日によって夕食の時間を早めたり
遅くしたりしないようにしましょう。
《食べさせたいおやつ》
即効エネルギーになる炭水化物やカルシウムを多く
含む乳製品、野菜や小魚、果物を丈夫に組み合わせま
しょう。
牛乳・ヨーグルト・チーズ・パン・バナナ・りんご・
梨・みかん・ぶどうなど
《避けたいおやつ》
★トランス脂肪酸が入っているおやつ
例えば、マーガリン、ファットスプレッド、ショー
トニングやそれらを原材料に使ったパン、ケーキ、ド
ーナツなどの洋菓子、揚げ物などにトランス脂肪酸が
含まれているものがあります。
★酸性の強い飲み物
例えば、スポーツドリンクpH3.5、やコーラpH2.2
乳酸飲料やサイダーpH3.4、りんごジュースpH3.6な
ど清涼飲料水のpHは低く、歯を溶かします。
永久歯は、pH5.5~5.7以下の酸に接すると溶け始
めます。しかし、生えたばかりの永久歯や乳歯はさ
らに弱い酸(pH5.7~6.2)で溶けるのです。生えたば
かりの歯はまだ軟らかいです。
酸性の強い飲み物を飲んでいると虫歯の原因の一
つとなり注意が必要です。
参考文献 芽ばえ社
『避けたいおやつ
食べさせたいおやつ』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。