こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、生後すぐから1か月の赤ちゃんの教育につ
いて書いていきます。教育といっても難しくはありま
せん。楽しみながら子育てをしましょう。
《赤ちゃんに何かするときは必ず声をかけよう》
赤ちゃんは生まれた日から声を聞き分けています。
なのでママの声も徐々に把握していきます。おむつを
替えてあげる時や授乳をする時などママが赤ちゃんに
言葉を何度もかけてあげることにより覚えていくので
その都度声をかけて脳に刺激を与えてあげましょう!
《手の運動をさせよう》
赤ちゃんは生まれた時はグーと握っています。両手
を握る把握反射が働きます。もし手がパーになってい
たらペンなどの棒を握らせてあげてくださいね。握っ
ている赤ちゃんの手の甲を手首までなでると、今度は
手を開きます。そして手のひらの親指と人差し指の間
をペンなどの棒を斜めに刺激するとグーになります。
パーやグーを3~5秒、同じ形をさせるようにしま
す。練習を繰り返して、だんだん強く握ったり、速く
開けたりして筋肉をつけるようにしましょう!
《うつ伏せ顔上げトレーニングをさせよう》
このトレーニングは必ずママが付き添って行ってく
ださい。顔が埋まらないように柔らかい布団は避けま
しょう。
①赤ちゃんの機嫌が良く、しっかり起きているときに
します。
②うつ伏せにして手のひじを曲げて横にもっていきま
す。
③顔を上げて上を向くと背中の筋肉が収縮します。
※一日に何度かさせましょう。嫌がるようなら無理を
させないでくださいね。
※息がしっかりできるか確認しながら、後頭部をそっ
となでて、顔を上げる練習をさせましょう。
※この練習により首のすわりが早くなります。
《じっと見つめるトレーニングをさせよう》
生まれたばかりの赤ちゃんでも視力はぼんやり見え
ています。でもまだ視力は0.01ぐらいです。視野も上
下左右約50度ほどなので、ママは赤ちゃんと真正面で
かなり近く(だいたい30センチ)に目線を合わせお話し
てあげましょう。
見つめるトレーニングをすることによって、目、視
神経、視覚野を働かせることが大切です。
《まねのトレーニングをさせよう》
赤ちゃんは生後2~3週間もするとママの顔のまねが
できるようになります。ママが口を開けると赤ちゃん
も口を開け、舌を出すと赤ちゃんも舌を出します。こ
の時期に練習をさせないとその後のまねは難しくなり
ます。ミラーニューロンシステム(鏡神経細胞系)とい
い、相手の表情を見て、何を考えているかを理解する
働きもします。
※練習することにより脳に刺激を与えることができる
のでできる限りさせてあげましょう!
参考文献 大和書房
『天才脳をつくる0歳教育』
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