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理事長BLOG

歯の生活習慣について① 甘いものを食べても歯を磨けば虫歯にならないの?

2024年8月20日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は、歯の生活習慣について書いていきます。

《甘いものを食べても歯を磨けば
            虫歯にならないの?》

 いいえ、歯磨きは大切ですが、甘い物が好きな方は
食べ方を変えないと不十分です。

 ごはんやパン、麺、スナック類、加工食品に含まれ
る発酵性糖質は、すべて虫歯の原因になります。これ
らをダラダラと食べていると、口の中に糖がある状態
が長く、酸がつくられる時間も長くなるため、虫歯に
なりやすくなります。
  
 食事の糖質を減らし、間食をしなければ、口の中に
糖がとどまる時間が少なくなるのでつくられる酸の量
が減り、虫歯になりにくくなります。

《果物やハチミツなら虫歯にならないの?》

 いいえ、どちらも糖質なので虫歯菌が酸をつくる材
料になるので虫歯になってしまいます。

 昔は、果物やハチミツは血糖値を上げにくい果糖が
多いので虫歯になりにくいといわれていましたが、虫
歯菌は様々な糖質から酸をつくり、それが虫歯のリス
クになります。

※糖質が口の中にある時間が長いほど虫歯のリスクが
 高まります。特に避けたいのは、食事と食事の間の
 間食です。ここで甘い物を口に入れてしまうと虫歯
 菌はずっと酸をだすことになり、虫歯になりやすく
 なってしまいます。

《無糖の炭酸水だったら虫歯になりにくいの?》

 いいえ、糖質ゼロという炭酸水でも酸性度が強い飲
料水は、歯を溶かす心配があります。

 一気に飲み干して、口の中に滞在する時間が短いの
であれば、それほど心配することはないそうですが、
ダラダラ飲みは、口の中が酸性に傾き、エナメル質が
日に日に薄くなる原因になります。

 砂糖が入った甘い炭酸水は糖質と酸のダブルパンチ
になるので、歯のためには飲まない方が良いです。

 チューハイや梅酒の炭酸割りなども酸がつくられる
ので注意が必要です。

参考文献   飛鳥新社
         『歯のメンテナンス大全』


ボロボロの歯と虫歯菌のイラスト|むし歯菌|幼稚園|かわいいフリー素材、素材のプチッチ

☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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