こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、幼児の脳の働きを良くしたり骨や歯を丈夫
にしたりする食材について書いていきます。
《脳の働きを良くする食事や食材とは?》
①主食をしっかり摂ろう
朝食、昼食、夕食の3食に必ず主食(ごはん、パンな
どの糖質)を入れることが大切です。子どもの脳や身体
の発達には、主食は大事です。
②朝ごはんをしっかり食べよう
時間がないという理由や休みの時にお昼近くまで寝
てしまい朝ご飯が要らないというお子さんもいます。
休みの時も早寝早起きをして、朝ごはんを食べるこ
とは大切です。朝ごはんは主食中心のメニューがおス
スメです。朝ごはんをしっかり摂ると脳に速やかにエ
ネルギーが供給され元気に活動ができます。
③DHAを摂ろう!
DHA(ドコサヘキサエン酸)はサバやイワシなどの
青魚の脂質に含まれています。脳内の神経伝達物質を
増やし、記憶力を高めてくれます。魚屋さんで新鮮な
魚を選び、あらかじめ小骨を取ったり食べやすくした
りしてお子さんにあげましょう。
※缶詰(鯖缶、ツナ缶、イワシ缶など)を前もってスト
ックしておいて、食事を作る時間がない時は缶詰を
利用してリゾットやパスタにしたりすると良いでし
ょう!
《骨や歯を丈夫にするには
どのような食事が良いの?》
①おやつには乳製品がおススメ
カルシウムが豊富な牛乳や乳製品(チーズやヨーグル
トなど)はおやつにはとても良いです。腹持ちも良いで
す。
②マグネシウムを摂りましょう
大豆製品や青菜、海藻などはカルシウム+マグネシ
ウムも含んでいます。この両方で丈夫な骨と歯を作り
ます。
③骨を作るビタミンも摂りましょう
ビタミンDは、キノコや魚介類、ビタミンKは青菜
に含まれています。どちらも骨の成長に欠かせません
④加工食品に注意!
加工食品(水産練り製品、インスタント食品、肉加工
品、乳加工品、果実加工品、油脂食品、嗜好食品、調
味料、菓子類、冷凍食品、レトルト食品、缶詰食品な
ど)がありますが、摂り過ぎには注意が必要です。食品
添加物にはリンが多く含まれています。
リンを多く摂り過ぎると骨代謝に悪影響を及ぼして
骨密度が低下するリスクが高くなります。将来、心臓
や血管の病気になりやすいことも指摘されています。
⑤睡眠をしっかり摂ろう
睡眠時間が短いと成長ホルモンの分泌が悪くなり、
骨や歯の形成に悪影響を及ぼします。
参考文献 日本文芸社
『子どもに効く栄養学』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
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