こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、子どもが太っていたり痩せていたらどうい
う食事にしたら良いかを書いていきます。
《太っていたらどういう食事のするの?》
①糖質・脂質を摂り過ぎないようにしよう
揚げ物など油が多く使われている食事やお菓子、甘
いジャースなどの摂り過ぎは体脂肪が高くなります。
②一汁一菜でバランスよく摂ろう!
前のブログでも言っているように一汁一菜(ごはん
などの炭水化物に肉や魚などの主菜、野菜などの副菜
汁物)の献立は、栄養バランスがよく肥満予防につなが
ります。
③市販のおやつはなるべく控えよう
市販のお菓子は糖質・脂質が多いので控えめにしま
しょう。
※食事は3食だいたい同じ時間に食べておやつも決ま
った時間に食べるのが良いです。ダラダラとお菓子
を食べていると食事にも影響が出てきて、栄養バラ
ンスもくずれてしまいます。
《発達曲線内なら問題なし》
子どもの体型が、ぽっちゃりしていて心配であった
ら身長と体重を計ってみましょう。母子手帳に載って
いる幼児身体発育曲線というグラフがあります。そこ
の範囲内であれば問題はないです。
でもお菓子などダラダラと食べているようであれば
5年後10年後にひびいてきてしまいます。今後、生
活習慣病になるリスクが高まるので幼い時からの生活
習慣に気を付けましょう。
※やわらかい食べ物や早食いも太ってしまう原因です
なるべく歯ごたえのある食事にしてよく噛んで食べ
る習慣を身に付けましょう。
《痩せていたらどういう食事にするの?》
①3食+2食にしよう
1食で食べられる量が少ないかもしれません。朝昼
夜の3食に午前と午後におやつを加えた1日5食にし
て栄養を蓄えましょう。
②好きなものを中心に食事を考えましょう
小食のお子さんの場合は食にあまり興味がない場合
があります。好きな食べ物を多くして興味が湧くよう
にしてあげましょう。嫌いなものは細かくしたりして
料理に工夫が必要です。
③高カロリーメニューにしましょう
少ない量でも高カロリーの食事を選んでエネルギー
を蓄えましょう。
《発達曲線内であれば問題なし》
体に異常がなく母子手帳の幼児身体発育曲線に沿っ
て体重が増えていて、元気であれば多少痩せていても
問題はありません。
※食材がかたかったり、大きすぎたり、味が濃い場合
ですと子どもは食事の量を少なめにしてしまう場合
があります。薄い味付けにして、たくさん盛り付け
ることをしないで始めから盛り付けを少なめにして
あげましょう。全部食べ切れたらたくさん褒めてあ
げましょう!
好き嫌いがある場合は、エネルギー不足になってい
ないか、栄養が偏っていないかを確認する必要があり
ます。
お腹が空かない場合は運動量が少ない場合がありま
す。十分に運動をしてお腹を空かせましょう!
参考文献 日本文芸社
『子どもに効く栄養学』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
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