こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、幼児の献立づくりについて書いていきます
幼児食の献立づくりというと難しい感じがしますが
和食の基本‘’一汁二菜‘’を作れば栄養バランスも整って
きます。
汁物と主菜(肉や魚などのたんぱく質)と副菜(野菜や
海藻類を使った煮物や和え物)そして、ごはんやパン、
麺類などの炭水化物を合わせると、五大栄養素がバラ
ンスよく摂れるようになります。
《献立づくりの手順》
①主食を考える
ごはん、パン、麺類などの炭水化物はエネルギー源
となります。
②主菜を考える
肉、魚、卵などのたんぱく質はメインのおかずに
なります。丼ものやパスタは、かけるソースや具材
を主菜と考えます。
③副菜を考える
野菜、キノコ類、豆類、海藻類などのサブのおか
ずです。主菜とは違う味付けや調理法を選び、工夫
が必要です。
④汁物を考える
主菜や主食との相性に気を付けます。主菜がごは
んであれば、味噌汁やすまし汁、主菜がパンやパス
タであればポタージュスープやミネストローネスー
プも良いです。
《1歳半~2歳の幼児食》
イヤイヤ期になるころです。この時期から第一乳臼
歯が生えて奥歯で物を噛めるようになり歯ごたえのあ
るものも挑戦できます。慣れてきたら、かたまり肉や
繊維のある野菜もチャレンジしてみましょう。
☆一日分の食品と目安量
エネルギー量 男子950㎉ 女子900㎉
主食 ごはん、パン、麺類などで1日
200~300gを目安にします。
主菜 肉類30~40g(薄切り肉2枚)
魚類30~40g(切り身3分の1切れ)
卵Sサイズ1個
大豆製品30g(納豆大さじ1と2分の1)
副菜 緑黄色野菜40g(ほうれん草1株強)
淡色野菜60g(キャベツ1枚+玉ねぎ中
3分の1個+なす3分の2個)
いも類50g
きのこ類・海草類少々
(乾燥わかめ1~2g+しいたけ小1枚)
果物・乳製品 果物100~150g(バナナ2分の1本+
みかん2分の1個+りんご6分の1個)
乳製品400g(牛乳コップ2分の1杯+
6ピースチーズ1個+ヨーグルト小1個)
参考文献 日本文芸社
『子どもに効く栄養学』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。