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理事長BLOG

13種類のビタミンについて④ ビタミンC ビタミンDって何?

2024年6月21日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回もビタミンについて書いていきます。 今回は
ビタミンCとビタミンDです。

《ビタミンCについて》

 ビタミンCは、身体の中で最も多く働いているビタ
ミンで、食品から一度にたくさん摂取しても必要以上
は排出されます。

 主な働きは、コラーゲンをつくる助けをします。

 コラーゲンは、体内のたんぱく質の30%を占めてい
て血管、筋肉、骨、皮膚などの細胞をつなぎ、丈夫に
保つ役割を担います。また細胞をサビつかせ、老化を
招く活性酸素を抑えてくれるので美肌を保つ役割もし
てくれたり動脈硬化を防ぎ、血管も若くしてくれます

 ビタミンCを摂ることによって骨粗しょう症の予防
にもなります。

《ビタミンCに多く含まれる食材》

赤パプリカ キウイフルーツ(黄色の方が緑色のものよ
りビタミンCが約2倍ある) いちご 茹でたブロッコ
リーみかんなど

☆納豆+小松菜=鉄が吸収しやすくなる

☆オレンジ+にんじん=老化予防に効果的な組み合わ
           せ

※野菜や果物に多く含まれていて、熱や水に弱いので
 調理に工夫が必要です。

《不足したらどうなるの?》

 メラニンという色素が皮膚に沈着し、シミができる
こともあります。またコラーゲンが不足することで毛
細血管から出血する「壊血病」を招きます。

 壊血病とは、歯ぐきが腫れ出血し、無気力になり、
衰弱して死に至る怖い病気です。15~18世紀に200万
人が亡くなったそうです。

《過剰摂取したらどうなるの?》

 食品からの過剰摂取は排出されますが、一度に多く
の量を摂取すると一過性の嘔吐、下痢、食欲不振の症
状が出る場合もあります。

 サプリメントなどで過剰摂取しないように気を付け
ましょう。

ビタミンCを多く含む食品(カラー)/給食の無料イラスト/生活/学校素材

《ビタミンDについて》

 ビタミンDは全部で6種類(D2~D6)ありますが、
食べ物から摂取できるのはD2とD3の2つです。主な
働きは、骨や歯の材料となるカルシウムのサポートを
します。

 カルシウムが不足すると、骨や歯のカルシウムを溶
かして血液に送る働きもします。

 また、免疫力を高めてくれてアレルギーを撃退して
くれる働きもあります。

 直射日光を浴びることにより体内でも合成されます
浴びすぎには注意が必要ですが、適度な日光浴はした
方が良いです。

《ビタミンDに多く含まれる食材》

鮭、カジキ、さんま、まぐろ、さば、しらす、などの
魚類、干ししいたけ、乾燥きくらげ、エリンギ、まい
たけなどのキノコ類、卵など

☆鯖+チーズ=相乗効果

☆卵+ブロッコリー=相乗効果

《不足したらどうなるの?》

 発育期に不足すると、骨がしっかり形成されず、く
るぶし、ひざなどの関節が肥大化し二重関節になる
「くる病」を引き起こしたり、免疫力が低下します。

 成長している子どもや胎児にカルシウムを与えてい
る妊婦の人には、意識して食品から摂り入れないとい
けません。

《過剰摂取したらどうなるの?》

 摂りすぎが長くなると腎臓にカルシウムが大量に沈
着し腎不全に繋がり、さらには尿毒症を引き起こし命
に関わることもあります。

 尿毒症とは、腎臓が障害を受け、十分に機能しなく
なると老廃物や毒素が体内に蓄積し、様々な障害を生
じてしまいます。

参考文献    日本文芸社
          『子どもに効く栄養学』

腎臓の機能|骨・造血・血圧 - 健康の森整体院 裏側サイト


 ☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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