こんにちは、保育士の高梨です。
今回も偏食について書いていきます。偏食を改善す
るには、知らないということも問題があります。
《知らないという問題》
①一緒に料理をして新たな食材や苦手な食材に触れよ
う
②食べ物の話(どんな栄養があるか、どんな食べ物かな
ど)を親子でしてみよう
③食べなかったとしても食卓に並べて見せてあげよう
もし一度食べられなかったとしても期間を空けて、
食材を小さくして何回でも食卓に置いてあげましょう
無理をして食べさせないようにしましょう。
苦手な食材を食べられるようになるまでに、半年~
数年かかる場合もあるので長い目で見るようにしまし
ょう。
《NGワード》
①毎食のように「食べてみたら?」と言う
食事の時間は楽しい!と思わないといけません。苦
手な食材が毎回並べられていて、毎回のように「食べ
てみたら?」と言われていたら子どもは食事の時間は
苦痛でしかありません。食事の時間はチャレンジの時
間としか思わなくなります。
子どもから「自分から食べてみるよ」と言ってくれ
るまでは、ママやパパは待っていましょう。
②何日も連続して苦手な食材を出す
苦手な食材を今日は食べてくれた!と思って、また
明日も苦手な食材があったら、子どもは食事の時間が
楽しくありません。同じ食材を出す時は、最短でも3
日、できれば1週間は空けましょう。
《偏食改善 7つのポイント》
①食べられない理由を知ろう
理由が分からないままでいるといつまで経っても解
決しません
②食卓は楽しく
食べることが楽しい!と感じられなければ偏食は直
りません。安心できる食卓、楽しい食卓づくりが大切
③食べる機能に問題はありませんか?
体の成長と共に口腔機能も発達します。まだお子さ
んの口腔機能が発達していないのに硬い食材を食べて
も無理なので一度確認しましょう。
④提供量では「引き算」がポイント
食卓には好きな食べ物の量を減らして、子どもにと
って「好き」以外のものを食べる理由を作りましょう
⑤好きな感覚から広げる
苦手なものはすぐには食べられません。感覚の問題
で食べられないときはまず好きな感覚から広げましょ
う。
⑥食べる時間を決める
だらだらと食べているとお腹は空きません。3食の
時間とおやつの時間は決めておきましょう。
⑦調理の工夫をする
お子さんがどういった調理法や味付けなら好きなの
かを把握して、苦手な食材もそれと同じような調理法
や味付けをしてみましょう。
参考文献 青春出版社
『子どもも親もラクになる偏食の教科書』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。