こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、夜泣きについて書いていきます。
夜泣きは、7~8カ月頃がピークで、1歳6カ月ぐ
らいからおさまってきます。でもその頃になってもま
だおさまらない子どももいます。夜泣きの時に部屋を
明るくして授乳させたり無理に起こしてしまうと刺激
になってしまい、また夜泣きにつながってしまいます
《夜泣きの原因》
①生活のリズム
昼寝が長くなってしまうと夜寝る時間が遅くなり、
朝起きる時間も遅くなってしまい生活リズムが乱れて
しまうことに繋がります。起床時間をもとと戻すこと
で、食事や昼寝など生活リズムも整うことができます
昼寝は長すぎないように注意しましょう。起きる時
間は夕方を超えないようにします。
②興奮で眠れない
赤ちゃんは日中に受けた脳の刺激を睡眠中に整理し
ています。その為、脳が活発になり刺激を受けて興奮
して目が覚めてしまいます。このことにより脳は成長
しています。
③眠りが浅い
夜泣きをする時は眠りが浅いです。眠ることが下手
で本当は眠りたいのに眠れなくて目が覚めてしまいま
す。赤ちゃんはレム睡眠(浅い眠りの時)のサイクルが、
40~60分に1回で、大人のサイクルは、90分に
1回なので、赤ちゃんは短いサイクルで眠ります。そ
のことによりちょっとの音で起きてしまいます。
④不安になる
ママがそばにいると安心しますが、目を覚ました時
にママがいないと不安になります。目を覚ました時に
存在確認として目を覚まします。
《夜泣き対策》
①夜泣きをしたらすぐ抱っこせずにそのまま2~3分
そっとしておきます。寝言で泣いていることもあ
るようです。
②2~3分後に背中をトントンしたり抱っこしてゆっ
くりゆらゆらします。
③ベッドで添い乳すると安心して眠ることもあります
④喉が渇いている場合があります。毎日枕元に置いて
おくと良いです。
⑤暑かったり寒かったりしている場合もあります。暑
ようだったら抱っこして涼しい所に行きましょう。
⑥ベッドの上で横たわったママのお腹で赤ちゃんをう
つ伏せにして顔は横向きにします。そうするとママ
の心臓の音を聞いて安心して眠ることもあります。
参考文献 株式会社学研プラス
『らくらくあんしん育児』
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16時半まで保育士がおります。
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