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理事長BLOG

矯正用ゴムを利用した隣接面むし歯の診査について

2023年7月23日
院長の奥井です。
今回は矯正用ゴムを利用した隣接面むし歯の診査について
説明したいと思います。

歯と歯の間の事を隣接面(りんせつめん)と言います。
歯と歯の間は汚れが貯まりやすく虫歯に最もなりやすい場所の
一つです。
そして隣接面の虫歯は視診と言って見るだけは診断が難しい場所です。
そのためレントゲンなどで診断する事も一つです。


レントゲン画像ですが○の場所が虫歯かもしれない様に
写っています。
レントゲンは骨や歯、被せ物など固い組織を通過できませんので
白く写ります。
ですから歯が白く写らないといけないのに黒くなっている部分は
虫歯という事になります。
しかしこのレントゲンでははっきりとわかりません。


そのため本来矯正治療で歯にバンドをつけるスペースを
作るためのゴムを入れて1週間待ちます。


画像では分かりにくいですが1週間後に
ゴムを外すと歯と歯の間が空いて、指針で
判断できます。今回は虫歯ではありませんでした。
レントゲンは影として写ったのだと思います。
また空いた隙間はゴムを外して日が経てば
塞がります。

このような簡単な事でも虫歯に診査に役立ち
有効な方法と言えます。

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