こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、乳幼児(2歳児)との会話の仕方を書いていこ
うと思います。
☆2歳児
《自我が芽生える時期》
語彙数が増えます。何かやりたい意欲や好奇心いっ
ぱいの時期で、遊びの中で色々な事を大人から真似を
しながら学んでいきます。
★意欲を認めることが子どもの自信へとつながる
この時期は何でも自分でやってみたくなります。
時間をかけて洋服のボタンを留めてみたり、靴を頑張
って履いてみようと思います。もし自分でやってみて
できなくても「ここまでよく頑張ったね」と褒めてあ
げて、次もまたチャレンジしてくれるようにつなげる
言葉をかけてあげましょう。
自分のやりたい意欲はすべての原動力となります。
言葉かけ一つでやる気になるので、毎回肯定的な言葉
をかけてあげてくださいね。
★ごっこ遊びのやりとりが会話の練習になる
ごっこ遊びと言えば、お店屋さんごっこ(八百屋さん
とお客さん、ケーキ屋さんとお客さん)などがあります
お店屋さんごっこでは、「これください」「おいく
らですか」というやりとりが会話の練習になります。
この前はおくい歯科に来てくれたお子さまで、保育
士とごっこ遊びをしました。A君はピザを作ってくれ
、保育士が「おいくらですか?」と聞いたら、A君は
「2万円です」と答え、保育士が「それは高級なピザ
ですね!高いのであきらめます。」と言ったら「では
2千円にします」とまけてくれました。
こういう会話のやり取りはとても楽しかったです。
生活体験を通して子どもは色々な事を学び、ごっこ
遊びで言葉のやり取りを覚えます。
★物の音まねをすることで、子どもの聞く力が育つ
子どもが車のおもちゃで遊んでいる時に一緒に遊ん
でいる大人が「ブッブー」や止まる音は「キー」と声
を出して言ってみましょう。子どもはそういった擬音
語が好きです。遊んでいる時に声を出すことにより、
子どもは集中して聞いてくれるようになります。沢山
擬音語を聞かせて音の面白さに気づかせてあげたいで
すね。
参考文献 黎明書房
『発達段階をふまえた乳幼児との会話法』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。