今回はインプラントのデメリットについて
説明したいと思います。
インプラントのデメリットとして一番に挙げられるのは
保険外診療のため費用がかかるという事です。
当院では、インプラントを1本全てにかかる費用は40万円台
後半となります。費用の細かな事は下記に投稿しています。
https://okui-dc.jp/2025/07/13/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%ae%e8%b2%bb%e7%94%a8%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/
しかし、では費用のかからない入れ歯にしますとインプラントより
快適さは格段に落ちます。
針金も目立ちますし、自費診療ですが針金をわかりにくくした
入れ歯もございますが取り外すという事と、入れ歯の大きさという
点でインプラントよりは確実に劣ってしまいます。
またブリッジにした場合、確かに入れ歯のように取り外しをしなくても
いいですが両隣の歯を削らないといけないというリスクや、ブリッジの支えに
なっている歯の虫歯や破折などのリスクがあります。
患者様が仰ってみえたのですが仮に50万円のインプラントを50歳で
入れて80歳まで使ったとしたら1日に換算すると26円になります。
歯は毎食使いますのでこのようにお考えいただくと一概に高いとは
言えないかも知れません。
あと手術が必要というデメリットもあります。
しかしこれも全ての場合には対応できませんが、骨の条件が良い場合は
フラップレスといい歯茎に切開を加えずに最小限の穴だけを開けて手術を
行うことができとても侵襲が少なく手術を受けられるようになっています。
あとは糖尿病が重度の場合などの感染に抵抗力が弱い場合など手術を
受けられない場合もあります。骨の量が少ない場合も手術が難しい場合が
ありますがこれは人工骨を補充する手術を行うことでかなり適応症が
拡大しています。
この記事は院長が投稿しました。
プロフィール
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。