今回はブランディンヌーン嚢胞について説明したいと思います。
よく投稿させていただいてます粘液嚢胞ですが、粘液嚢胞は
口唇によくできます。しかし同じ粘液嚢胞でも舌の先にできるものを
ブランディンヌーン嚢胞といいます。
粘液嚢胞は唾液腺という唾液を作る組織の管を噛んだりして潰して
しまうことで唾液を作っても溜まってしまいそれが袋状になるものを
いいます。
下の先の唾液腺をブランディンヌーン腺と呼ぶことからブランディンヌーン嚢胞と
呼ばれます。
治療は摘出となります。
画像がブランディンヌーン嚢胞です。舌の先に
袋状のものがあります。
ちょうど舌の先の下に存在しています。
切除しているところです。
摘出した嚢胞です。
縫合を終えたところです。
粘液嚢胞は噛んで潰してしまうことで小さくなったり
また唾液が溜まり大きくなることを繰り返すことが
よくあります。
また放置しておくと硬くなっていぼのような感じに
なってしまう事もあります。
そのような事がありましたら歯科医院への受診を
お勧め致します。
この記事は院長が投稿しました。
プロフィール
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。