こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、お風呂と寝室で子どもの室内の事故とケガ
の対策について書いていきます。大人と子どもの目線
はかなり違います。室内には大人が分からない危険が
隠れています。事前に予防できたらと思います。
《お風呂》
★ハイハイができるようになればお風呂の場所に行く
ことができてしまいます。ドアにカギをかけること
が必要です。
★万が一入ってしまった時に備えて、残し湯をしない
ようにしましょう。お湯の深さが10㎝あれば子ども
は溺れる恐れがあります。
★踏み台となるような椅子などは手の届かない所に置
いておきましょう。
★お風呂に親子で一緒に入った時に親がシャンプーを
していたら石鹸を食べていたこともあるので誤飲に
注意しましょう。また剃刀やシャンプーなども子ど
もの手の届かないようにしましょう。
★シャンプーなどをしている時は、子どもを浴槽から
出して頻繁に子どもを見るようにしましょう。
★お風呂の蓋に乗ってしまい、蓋が湯船に落ちて頭を
ぶつけたということもあるので注意しましょう。
★床で滑ってしまうこともあります。床が滑らない工
夫も必要です。
★混合栓タイプのシャワーを触ってしまい熱湯が出て
やけどになってしまったことも聞きます。触らせな
いようにしましょう。
《寝室》
★赤ちゃんはベッドからの転落が多いです。柵を必ず
上げておきましょう。
★赤ちゃんがベビーベッドを使うより大人用のベッド
を使用した方が窒息死のリスクが40倍にもなるよ
うです。
★赤ちゃんを寝かせる際はうつ伏せで寝かせると窒息
してしまうので、寝返りをする時期は特に注意が必
要です。
★シーツなどが柵にかかっていたり、枕やぬいぐるみ
おもちゃなどを手で取ってしまい、それで顔を覆っ
て窒息してしまう可能性があります。ベビーベッド
には物を入れない方が安心です。
★月齢の低い赤ちゃんはベビーベッドと柵の間の隙間
に挟まった事故があります。月齢の低い赤ちゃんは
特に注意ましょう。
★傾斜型乳幼児ベッドは親が目を離しているときには
使用しないでください。
参考文献 主婦の友社
『はじめてママ&パパの育児』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
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