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理事長BLOG

ブリッジ切断 被せ物が粘膜に食い込んだ場合の対応について

2024年11月28日
院長の奥井です。
今回はブリッジ切断 被せ物が粘膜に食い込んだ場合の対応について
説明したいと思います。

通常、全体的な被せ物いわゆるクラウンをかぶせた歯は神経が
取ってあるケースが多く、虫歯になっても自覚症状がありません。
そのため虫歯が進行しすぎて、被せ物が外れて気づきその時には
根っこだけになっていることもよくあります。
しかしこれがブリッジになりますと繋がっているだけに健康な方の被せ物が
外れないため発見がより遅れてしまいます。


画像のような場合ですと全く自覚症状がなく
青点部分が粘膜に食い込んで初めて自覚症状となっています。


レントゲンでは青点部の周りが黒く骨が溶けてしまっているのが
わかります。


ブリッジを切断して対応しました。
ブリッジを切断しましたら同時に歯も抜けました。


抜けた歯です。
かなり蝕まれ中のネジが露出しています。

このように特にブリッジの場合、繋げてあるだけに
発見が遅れてしまいがちです。
やはり健診を受けられ被せ物の隙間など大丈夫か
見てもらう事が大切と思います。

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