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理事長BLOG

ラミネートベニア修復について

2024年11月24日
院長の奥井です。
今回はラミネートベニア修復について説明したいと思います。

ラミネートベニアとは歯の表面をごくわずかだけ削って、
歯の色をした薄い板を貼り付けて形や色を改善させる方法です。
歯が変色したり、歯と歯の間に少し隙間がある場合などに有効です。

ラミネートベニアの利点としましては
①歯の削る量が少ない 通常クラウンと呼ばれる被せ物は
 歯の全周を削りますが、ラミネートベニアは表面だけを削るので
 歯に優しい治療です。
②接着が強い 可能な限りエナメル質を残しますので、エナメル質は
 接着剤とのくっつきが良く剥がれにくいです。
③修理が比較的簡単 もし少し欠けたとしてもその部分に樹脂を詰めたり
 して修理が比較的簡単にできる場合が多いです。

欠点としましては
①歯軋りや食いしばりがひどい方の場合、欠ける事がある。
②自費診療である。

などになります。


上の真ん中、二本の歯に元々ラミネートベニアがしてあり
修復をご希望されました。


歯を削っていきます。まずこのように幅を決めるために
溝を掘ります。


超音波の微細な器具を用いて繊細に削っていきます。


削った量の確認をします。削り足りなくても
良い色が出ませんし、削りすぎも良くありません。


完成したラミネートベニアです。


裏側です。薄い貝殻状になります。


中につけるセメントの色を決めています。
向かって右の方が自然ですので右側にセメントで
つけることになりました。

セメントで装着完了したところです。
綺麗にできています。


裏から見た状態です。表面のみ貼り付けているのが
わかります。

ラミネートベニアは歯を最小限に削って見た目を
改善させるのはとても良い方法の一つと言えます。

料金はラミネートベニア 1本110,000円
   診断用ワックスアップ 1本5,500円 (2本目より1,100円追加となります)
   (削る前に型取りをし、その模型を削ってロウを貼りイメージさせたものです)
  金額はR6年11月現在です。詳しくはご相談下さい。

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