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理事長BLOG

矯正用ゴムを用いた虫歯の診査法

2024年11月10日
院長の奥井です。
今回は矯正用ゴムを用いた虫歯の診査法について
説明したいと思います。

虫歯の診断は視診と言って肉眼で見たり、レントゲンで見たり
また探針という針を用いて触診したりして調べます。
特に歯と歯の間の虫歯は診断が難しいです。と言いますのは
肉眼で確認できなかったりレントゲンでも歯と歯が重なって
写ったりして見えづらいからです。
そこで矯正の装置を入れやすくするために入れるゴムを入れて
診査しております。


画像の青点部が中が透けて虫歯のように見えますが
定かではなく削って確認するしかないかも知れません。


そこで画像のように歯と歯の間にゴムを入れて1週間ほど
待ちます。


すると歯と歯の間が開き肉眼で虫歯の確認ができました。
画像は削った後でやはり青点部が虫歯になっています。


詰め物を詰め終わった後です。
歯と歯の間の隙間は日が経つと自然で閉じていきます。

このように矯正用のゴムを用いて歯と歯の間の
わかりにくい虫歯の診断の助けになる事があります。
歯は一度削ったた元には戻りませんのでこのような
慎重な審査は大切と思います。

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