こんにちは、保育士の高梨です。
今回も離乳食について書いていきます。
前回は頭のいい子に育つ離乳食で7つのうち3つの
習慣を書きました。あと4つの習慣を書いていきます。
④発達に応じたかたさで噛む習慣をつける
噛むときに使う顎の筋肉の刺激は‘’脳幹‘’に入り、そ
こから大脳に刺激が伝わっているといわれています。
噛むことで記憶力や集中力などが高まるという報告
があります。また、よく噛むと消化も良くなり、食事
の満足感も増します。
赤ちゃんの時の離乳食は歯の成長に応じたかたさに
しないといけません。
詳しくは、『赤ちゃん 噛む力』で検索してみると、
健康栄養支援センターに赤ちゃんの離乳食について具
体的に書かれたものがあります。参考にしてみてくだ
さいね。
⑤安心して使える食器や椅子を選びましょう!
赤ちゃんのおすわりが安定してきたら、椅子に座ら
せる方が良いです。9か月ごろから手づかみ食べなど
食への好奇心も旺盛になります。下のような椅子です
と近くにテーブルがあるので手づかみ食べもできます
し、足もぶらぶらしなくてしっかり足が下についてい
て踏ん張ることができます。
食器についてですが、自分で食べるという意欲を育
てるために、卓上で安定する陶器がおススメです。お
皿の底が広くて安定している物であれば良いです。
⑥手づかみ食べを積極的にさせてみよう
9か月ぐらいになったら手づかみ食べをさせて脳に
刺激を与えましょう。目で見て確認した食べ物を手を
伸ばしてつかみ、口に運んで一口量をかじり取る。こ
れは目と手と口を協調させた高度で知的な行動です。
繰り返し経験させることにより、手先が器用になり
脳も鍛えられます。
だいたい1歳6か月ごろまでは充分に手づかみで食
べさせてあげましょう。
椅子の下に新聞紙やビニールシートなど汚しても良
いものを始めから敷いておくことが必要です。
☆手づかみ食べに良い形
※やわらかく茹でた野菜をスティック状にする
※少し大きめの丸の形にして何口かで食べられるよう
にする(小さな丸の形だと1口で丸呑みして喉につ
まらせてしまうため)
⑦食を楽しむように心がけよう
食事の時は家族で食べるようにしましょう。赤ちゃ
んの脳にとても良い影響があります。楽しい食事をし
たときの幸福感によって、消化酵素が良く出たり、栄
養がスムーズに届けられます。その結果、脳の活性化
につながります。赤ちゃんもママやパパの表情をよく
見ているので楽しい雰囲気の中で食事をしましょう。
参考文献 主婦の友社 『育脳べビモ』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。