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理事長BLOG

地図状舌について

2024年10月6日
院長の奥井です。
今回は地図状舌について説明したいと思います。
地図状舌とは、舌の表面に地図状の模様が生じるものです。
舌の粘膜がただれたように見えることから、がんやその類の病気と
間違えるかも知れません。しかし粘膜の異常です。

地図状舌では、舌に白色や赤色のまだら模様が生じます。舌の粘膜に角化異常が起こり、
味覚を感知する「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」が消失します。
まだら模様が地図のようにみえその形態は日々変化するのが特徴です。
基本的に痛みなどの不快症状は生じませんが、舌に強い刺激を加えることで
痛みが生じることもあります。


画像が地図状舌です。
まだら模様のように見えます。


同じ地図状舌でも模様が異なります。

地図状舌の原因は不明です。ストレスやビタミン不足ではとも言われています。

地図状舌は、基本的には治療の必要のない病気です。とくに大きな問題がなければ
経過観察します。痛みが強い場合は鎮痛薬を服用したり、殺菌効果のあるうがい薬を
用いたりします。

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