こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、6~9か月の赤ちゃんの教育について書いて
いきます。
《積極的に発声を引き出そう!》
赤ちゃんが、声を出し始めた時から練習をします。
「あー」や「うー」という喃語を喋り出したら、ママ
もまねしながら、口を軽く叩いて「-ババ」と受けま
す。だんだん自分の口でまねをするように促します。
これは、声と手を連動させて、音を繰り返し出せる
ようにしたり、正しい発声を覚えるための訓練です。
《集中力を養い、読む基盤を作ろう!》
①おもちゃやぬいぐるみを赤ちゃんの目の前に見せて
ゆっくり動かします。頭を動かしてみることを覚え
させます。
②少しずつスピードを速くして素早い動きにも対応で
きるように練習させましょう。
③赤ちゃんが目を離さず、頭を動かしながら上下左右
や斜め上、斜め下などをしてトレーニングをさせま
しょう。
※注視(目を動かさないで両目で物を見て、網膜の中心
部に線を結ぶ見方のこと)ができると、集中力を身に
つけることができます。
《脳の回転を速くさせよう!》
①ママの片方の手に小さなおもちゃを持ち、赤ちゃん
に見せます。
②もう片方の手には何も持っていないことを見せま
す。
③赤ちゃんに両手をグーで握っていることを見せま
す。
④どっちかな?と手を動かします。
少しの間だけ待ちます。
⑤両手を開いて「こっちだったね」と見せます。
⑥何回かやってみて赤ちゃんが分かってきたら、隠す
時間を長くしてみましょう。
⑦慣れてきたらママは両手を後ろに回し、赤ちゃんに
見えないようにして握ったおもちゃを持ち替えて前
に出して、当てっこさせましょう。
※これをすることによって、行動の変化に対応しやす
く、複雑な反応がしやすくなります。
《色彩感覚を養おう!》
①青・緑・赤の光の三原色から始めます。積み木のよ
うなものを用意します。なければ紙に色を塗って、
3色見せます。
②一つずつゆっくりと「これは赤だよ」と教えます。
毎日少しずつ覚えさせましょう。
※色の三原色を覚えることにより、信号をまず覚える
ことができます。赤ちゃんの絵本を使って色を覚え
ていきましょう。
参考文献 大和書房
『天才脳をつくる0歳教育』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
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