こんにちは、保育士の高梨です。
今回も子供の食事について書いていきます。
前回のブログに鉄分をしっかり摂ることで、骨の成
長(身長の伸び)に影響があることを書きましたが、そ
れと同じく必要なのが、カルシウムです。意識して摂
らないと、10年後20年後に響いてきます。
骨粗しょう症にならない一生モノの骨を作るために
今からでも遅くないのでしっかり摂りましょう!
《骨を強くするための3本柱》
①栄養
コラーゲンとなるたんぱく質の他、カルシウムが骨
に沈着するのを助けるビタミンD、カルシウムといっ
しょに骨を形成しているマグネシウムなどがそろって
初めて骨を強くすることができます。
※カルシウムの多い食品
牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品、小魚、豆
腐・納豆などの大豆製品、野菜類や海藻など
※マグネシウムが多く含まれる食品
あおさ、煮干し、あおのり、ひじきなど
②外遊び
日光を浴びて皮膚の上で作られるのはビタミンDで
す。‘’サンシャインビタミン‘’と呼ばれ、外が晴れてい
たらなるべく日光浴をすることをおススメします。
暑い日は日陰でも大丈夫です。
※ビタミンDを多く含む食品
紅鮭、うなぎ、さんま、スモークサーモン、まあじ
しらす干し、さば、マグロの水煮缶など
③睡眠
睡眠は心身の健康を保つために必要で、質・量とも
に十分な睡眠がとれないと、骨の健康にも影響を及ぼ
します。昔から「寝る子は育つ」と言われています。
子どもはたくさん眠って成長ホルモンを盛んに分泌
させることで、骨が太く大きく成長していきます。
《甘い物、お菓子の摂り過ぎに注意!》
骨が弱くなる原因の一つにリンがあります。
リンは、カルシウムを体外に排出する働きがあるた
め、摂り過ぎると骨が弱くなってしまいます。
※リンを含む食品
ソーセージやベーコンなどの加工肉や練り物に食品
添加物として含まれます。またインスタント食品やフ
ァストフードも多いです。
コーヒーやお茶に含まれるカフェイン、食塩、アル
コールは過剰摂取するとカルシウムの吸収を低下させ
る恐れがあるので注意が必要です。
※カルシウムとビタミンDのどちらも豊富に含む食品
小魚、いわし、さけ、サバの開き干しなど
なかなか摂れない時は、サプリメントを使用しまし
ょう。でも摂り過ぎに注意してくださいね。
《週3日は魚の食事をとろう!》
魚は成長期の子どもにぜひ供給してあげたい栄養素
(DHA)がぎっしり詰まっています。
DHAは、脳の海馬(脳の記憶や空間学習能力に関わ
る脳の器官)や目の網膜を作る材料で、脳と視力の発達
に深く関わっています。
※DHAを多く含む魚
うなぎ、ぶり、さば、さんま、真鯛、マイワシ、ま
あじ、紅鮭、かつお、ししゃもなど
参考文献 主婦の友社
『成功する子は食べ物が9割最強レシピ』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。