こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、子どもが疲れやすかったりストレスがあっ
たりしたらどういった食材が良いのかを書いていきま
す。
《疲れやすかったらどういった食材が良いの?》
①鉄分の多い食品を摂ろう!
赤身の肉やレバー、大豆などに多く含まれていて、
植物性の鉄(しそ、モロヘイヤ、にんじんなど)と動物
性のたんぱく質(肉や魚など)と一緒に摂ると吸収が良
くなり疲労回復につながります。
②ビタミンB1も摂ろう!
豚肉に多く含まれています。疲れを取ってくれたり
筋肉や脳にエネルギーを供給してくれます。
でも糖分(ジュースや菓子類)を摂り過ぎているとビタ
ミンB1が不足しやすく疲れやすさの原因になります。
豚肉は夏バテ防止になるのでしっかり食べて体力を
つけましょう!
※豚肉の選び方
鮮度の良い豚肉はつやがあり、やや灰色がかったピ
ンク色をしています。子どもには薄切り肉を食べやす
い大きさに切るのが基本です。茹でる時は片栗粉をま
ぶすとパサつかず口当たりが良くなります。
③バランスよく食事をしよう!
色々な栄養素を摂ることで疲労の予防や回復になり
ます。日中は体を動かして夜は睡眠をしっかり取るこ
とが大切です。早寝早起きやだいたい決まった時間に
食事をとることなどをして規則正しい生活を心がけま
しょう。
《ストレスがあったらどういった食材が良いの?》
①ビタミンCを摂ろう!
ストレスに対抗するにはビタミンCが良いです。柑
橘類やいちご、ピーマンなどに多く含まれています。
副腎からは身体をストレスに対応させるホルモンが
分泌されています。その材料はビタミンCです。不足す
ると情緒不安定になるようです。積極的に摂りましょ
う!
②カルシウムやマグネシウムを摂ろう!
子どもも大人のようにイライラしたりストレスを感
じます。カルシウムやマグネシウムは、骨や歯を形成
する以外にも精神を安定させる作用があります。
カルシウムは牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製
品、小魚、大豆製品、野菜類、海藻などに多く含まれ
ています。
マグネシウムは、魚介類、海藻類、穀類、野菜類、
ナッツなどに多く含まれています。
※食事の時間が嫌いなお子さんもみえます。それがス
トレスとなっていたら食べることに無理強いをさせ
ないであげましょう。
※ストレスを感じているようなお子さんであればママ
やパパがお子さんの話をゆっくり聞いてあげること
も大切です。
参考文献 日本文芸社
『子どもに効く栄養学』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。