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理事長BLOG

再発性アフタ性口内炎について

2024年7月11日
院長の奥井です。
今回は再発性アフタ性口内炎について説明したいと思います。

アフタと口唇や頬粘膜、舌などにできるな円形の痛みを伴う潰瘍です。
潰瘍とは表面がめくれた状態を指します。表面は白く周囲は赤くなり、
症状としては、食べ物がしみる、口の中を触ると痛いなどで再発するものを
再発性アフタ性口内炎と言います。

原因はビタミンの欠乏やホルモンの変調、胃腸障害、自律神経失調など、
また歯が尖っていたり歯石やまた被せ物や入れ歯が合っていないことも
原因となります。

症状は触ると痛い、食べ物が染みるなどで通常10日から2週間程度で治癒することが
多いです。

ただベーチェット病など口内炎を伴う疾患もありますので注意が必要です。

治療は原因となり得る要因(尖った歯を削ったり)や生活習慣(ストレスなど)を取り除き、食習慣や
口腔衛生などを改善します。またうがい薬の使用などにより口腔内を清潔に保つことが
重要です。その後、対症的にステロイドの塗り薬を塗ることが多いです。
当院ではレーザー照射も行っております。
https://okui-dc.jp/2022/04/10/%E5%8F%A3%E5%86%85%E7%82%8E%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/



画像ですが口内炎が多発しています。
ストレスや疲れが原因も考えられますが歯石も
多くついていましたので歯石除去を行いました。


2週間後の状態です。口内炎がほぼ消えています。

口内炎の原因は難しく、断定はできず対処療法が
多いのですが痛みがあれば歯科医院への受診を
お勧め致します。

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