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理事長BLOG

13種類のビタミンについて② ビタミンB1 B2って何?

2024年6月14日

 
 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回もビタミンについて書いていきます。今回は、
ビタミンB1 B2についてです。

《ビタミンB1について》

 ビタミンB1は、糖質をエネルギーにかえるときに不
可欠です。疲労回復を助け、脳や神経を正常に保つ働
きがあります。脳が萎縮していくアルツハイマー病の
予防にも効果的といわれています。

 炭水化物(米、パン、麺類など)に多く含まれる糖質は
酵素の働きで分解されエネルギーになります。日本人
は糖質の摂取量が特に多く、ビタミンB1が不足しやす
いといわれています。

 ごはんやパンを食べてもビタミンB1がないと身体の
エネルギーにかえることができません。不足すると、
頭がボーっとしたり、疲れやすさを感じたりします。

 ビタミンB1は、水溶性なので水に溶けやすく、熱に
弱いです。

 精白米は玄米に比べるとビタミンB1が約80%も少
なく、また強力粉も全粒粉に比べ約70%もビタミン
B1が減少するそうです。

 精製度が高くなるほど含有量が減ってしまいます。

《ビタミンB1に多く含まれる食材》

 豚肉 赤身肉 全粒穀物 ナッツ 大豆 カリフラ
ワー ほうれん草  うなぎのかば焼き

☆豚肉+にんにく=ビタミンB1の吸収率アップ

☆ごはん+納豆=精米で失われたごはんのビタミン
        B1を納豆のビタミンB1でカバー

《不足したらどうなるの?》

 ビタミンB1が足りないと脳や神経のエネルギー源で
あるブドウ糖が不足することにつながります。このこ
とによってイライラしやすくなったり、脳の働きが悪
くなったり、集中力や記憶力が低下したりすることも
あります。

《過剰に摂ったらどうなるの?》

 通常の食品を摂取していてビタミンB1の過剰摂取か
ら身体に悪影響が生じたという報告はないそうです。

 もし過剰に摂取した場合は、尿で排出されます。で
もサプリメントなどで摂りすぎることは良くないです。

ビタミンB1を多く含む食品(カラー)/給食の無料イラスト/生活/学校素材

《ビタミンB2について》

 成長ビタミンと言われていて、子どもや胎児の発育
には欠かせません。細胞を新しくつくり出したり、再
生したりするときに必要になるビタミンです。

 また糖質や脂質、たんぱく質がエネルギーにかえる
サポートもします。なかでも脂質をを燃焼させてエネ
ルギー化するときに不可欠だといわれています。肥満
や生活習慣病を防ぐ働きもあります。そして、爪や口
やのどなどの粘膜を健康に保ちます。

《ビタミンB2に多く含まれる食材》

  魚貝類 肉類 藻類 豆類 乳類 卵類 野菜類
豚レバー 牛レバー 鮎など

☆バナナ+牛乳=バナナに豊富なビタミンB6が牛乳の
        ビタミンB2をサポート

☆鶏もも肉+アボカド=どちらもビタミンB6が豊富で
           脂質を燃やしてくれる

《不足したらどうなるの?》

 細胞をつくる材料が不足するため、ニキビや肌荒
れ、口内炎になりやすくなります。成長期に不足する
と成長に悪影響を及ぼします。

《過剰摂取したらどうなるの?》

 食品から過剰に摂取しても体内に蓄積されず、尿と
して排出されます。

参考文献   日本文芸社
          『子どもに効く栄養学』

ビタミンB2を多く含む食品(カラー)/給食の無料イラスト/生活/学校素材

☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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